応用物理学会 応用電子物性分科会主催
応用電子物性分科会研究例会(結晶工学分科会 連携研究会)
化合物半導体太陽電池の現状と展望
近年、様々な材料系を利用した太陽電池が研究されています。その中で、化合物半導体材料は、低コスト化が可能な薄膜型太陽電池への応用や、高効率化が可能な多接合型太陽電池の構成要素としての利用が期待されています。今回の研究例会は、結晶工学分科会との連携企画として開催し、各種化合物半導体太陽電池材料について、それぞれの第一線の研究者からご紹介いただきます。
開催日時:2015年 2月 6日(金)10:30 - 17:00
場所:キャンパスプラザ京都 4階 第3講義室
[京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939,
京都市営地下鉄烏丸線、近鉄京都線、JR各線「京都駅」下車。徒歩5分:
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access]
協賛:日本学術振興会 産学協力研究委員会 次世代の太陽光発電システム第175委員会
演題:
(1) 10:30-10:35
応用電子物性分科会幹事長 挨拶
須原理彦 (首都大学東京)(2) 10:35-11:25
「Cu(In,Ga)(S,Se)2 [CIGS]太陽電池の現状と展望」
峯元高志 (立命館大学)(3) 11:25-12:15
「Cu2ZnSn(S,Se)4 [CZTS]太陽電池の現状と展望」
杉本広紀 (ソーラーフロンティア)- 昼休み(12:15-13:20)-
(4) 13:20-14:10
「高効率多接合太陽電池」
高本達也 (シャープ)(5) 14:10-15:00
「メカニカルスタックによる多接合太陽電池」
牧田紀久夫 (産業技術総合研究所)- 休憩(15:00-15:20)-
(6) 15:20-16:10
「n形酸化物半導体/p形Cu2Oシート太陽電池の変換効率改善」
西 祐希、宮田俊弘、南 内嗣 (金沢工業大学)(7) 16:10-17:00
「鉄系酸化物半導体を用いた太陽光エネルギー変換」
田畑 仁 (東京大学)
参加費(テキスト代・消費税込:当日,会場にてお支払い下さい.)
応用電子物性分科会/結晶工学分科会 会員:3,000円,
両分科会 学生会員:1,000円
応用物理学会 会員(非分科会会員):7,000円,
一般:10,000円,
一般学生:2,000円
※今回は、特別企画のため、通常の研究例会とは参加費が異なっています。
また、前日開催の結晶工学分科会主催研究会とは、それぞれ別に参加費が必要です。
ご了承下さい。
なお、両分科会の賛助会社の方は分科会会員扱い(3,000 円)とします。
当日ご入会の方も応用電子物性分科会会員扱いとします。
問合せ先:高橋 琢二 (東京大学) E-mail: takuji@iis.u-tokyo.ac.jp
重川 直輝 (大阪市立大学) E-mail: shigekawa@elec.eng.osaka-cu.ac.jp
宮島 晋介 (東京工業大学) E-mail: miyajima.s.aa@m.titech.ac.jp
小田 康代 (応物学会・事務局)E-mail: divisions@jsap.or.jp / Tel: 03-5802-0863(直通)
(スパム対策のため,上の"@"は全角になっています.半角の"@"に置き換えて下さい.)
前日の2月5日(木) に
「シリコン系太陽電池 − 最先端技術と将来展望 −」
が結晶工学分科会主催にて同じキャンパスプラザ京都で開催されます。
講演内容: | 荒谷 復夫 | (資源総合システム) | 「【基調講演】最近の太陽電池技術の動向と展望」 |
藤原 航三 | (東北大学) | 「その場観察が明らかにするシリコンの結晶成長メカニズム」 | |
松井 卓矢 | (産業技術総合研究所) | 「薄膜シリコン太陽電池技術と応用展開」 | |
大下 祥雄 | (豊田工業大学) | 「【基調講演】 NEDO結晶シリコン太陽電池の概要と成果」 | |
山本 裕三 | (摂津製油) | 「ウエハ洗浄とテクスチャ形成の新技術」 | |
甲斐 幹英 | (パナソニック) | 「【特別講演】高効率Siへテロ接合太陽電池の開発 ~世界最高効率の更新~ 」 | |
黒川 康良 | (東京工業大学) | 「シリコン系太陽電池の未来技術」 |
*結晶工学分科会主催研究会の参加費は、同分科会の案内に従ってお支払いください。
応電分科会会員の皆様も会員割引となりますので,併せて参加をご検討ください。
詳細は結晶工学分科会のホームページをご覧下さい。
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