第7回プラズマ新領域研究会
「プラズマスプレー技術の進展」
主催:応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会
日時:2010年11月30日(火)
場所:金沢大学 自然科学研究棟 本館G15会議室
〒920-1192 金沢市角間町
会場:角間キャンパス
会場へのアクセス:http://www.kanazawa-u.ac.jp/university/access/index.html
内容/プログラム:
一般にplasma sprayはプラズマ溶射と訳されますが,元来sprayは「噴霧」の意であり,工学的には「あらゆる形状・状態の物質を,連続的に,方向性を有した流れとして噴霧する一連のプロセス」と定義することができます。その意味で,プラズマスプレーを「気相,液相,或いは固相状態の物質を,様々なプラズマ中に連続的に注入し,物理的・化学的に形体・状態を変化させて噴霧することを基本とするプロセス」と見なせば,学術の側面からも関連分野は格段に拡がり,新規技術と呼ばれるに相応しい展開も期待されます。そこで、より広義に「流れを持ったプラズマ源とその様々な技術展開」に関連した最近の研究の講演を通じて、将来の進展の方向性・可能性を探る事を目的に本研究会を企画しました。
講演者・題目(案)(speakers & topics):(敬称略,言語:英語、講演20分+質疑応答10分):
13:00-13:30
トロント大学 ジャバッド モスタギミ Toronto Univ., Prof. Javad Mostaghimi
「プラズマスプレー技術進展」“State of the art of plasma spray”
13:30-14:00
金沢大学 田中 康規 Kanazawa Univ., Prof. Y. Tanaka
「新熱プラズマ源」“Novel thermal plasma sources”
14:00-14:30
豊橋技術科学大学 滝川 浩史 Toyohashi Univ. Technol., Prof. Takikawa
「真空アークによる薄膜合成新展開)」“Vacuum arc for film preparation”
休憩
14:45-15:15
東京工業大学 野崎 智洋 T.I.T., Prof. T. Nozaki
「メタン選択酸化」“Selective methane oxidation”
15:15-15:45
大阪大学 田中 学 Osaka Univ., Prof. M. Tanaka
「アーク溶接の高度化」“Advancement in Arc welding”
15:45-16:15
東京大学 神原 淳 Univ. Tokyo, Prof. M. Kambara
「ナノ複合粒子応用」“Nano composite powders by plasma spray”
参加費:無料。
懇親会:当日に詳細を連絡します
問合せ先:
〒113-8656 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院 工学系研究科マテリアル工学専攻 神原淳
TEL/FAX: 03-5841-7099
e-mail: mkambara@plasma.t.u-tokyo.ac.jp