趣旨:
光と情報処理は長きに渡り交差を重ね,科学と工学の礎となっています.
その流れはとどまるどころか近年より一層加速しています.
例えば,深層学習に代表される発展著しい情報科学を積極的に取り込み,光計測や光制御の技術革新を目指す"Computing for Photonics"が盛り上がりを見せています.
また,従来は電子回路で構成されていた計算機に,
シリコンフォトニクスや光電融合などの先端的な光技術を導入することでポストムーア時代の新たなコンピューティング様式を模索する"Photonics for Computing"にも大きな期待が寄せられています.
本研究会では,これらの分野の第一線で活躍されている研究者をお招きし,基礎から最新トピックまでをご講演いただきます.多様な視点より光と情報処理の結節を議論する場とすべく,
幅広い分野からのご参加をお待ちしています.
11月3日(金、祝) | ||
13:20-13:25 | 開会挨拶 | |
13:25-13:30 | 堀崎 遼一 (東京大学) | 研究会趣旨説明 |
13:30-14:30 | 谷田貝 豊彦(宇都宮大学) | 「光コンピューティングの夢と現実」 |
14:30-14:35 | 堀崎 遼一 (東京大学) | イントロダクション"Computing for Photonics" |
14:35-15:25 | 的場 修(神戸大学) | 「生命現象を探る新しい光学ツール ー2光子ホログラフィック顕微鏡から散乱イメージングまでー」 |
15:25-15:55 | 〜休憩〜 | |
15:55-16:45 | 八子 基樹(パナソニック) | 「空間スペクトル符号化によるコンピュテーショナル多波長イメージング」 |
16:45-17:35 | 高林 正典(九州工業大学) | 「定量位相イメージングを用いたディジタル病理診断におけるAIの活用事例とそのハードウェア実装の可能性」 |
18:00-19:00 | 〜夕食〜 | |
19:30-22:00 | ポスターセッション&懇親会 (現地参加のみ) | |
11月4日(土) | ||
09:25-09:30 | 中島 光雅 (NTT) | イントロダクション"Photonics for Computing" |
09:30-10:20 | 平松 光太郎(九州大学) | 「高速分光法の開発 -光コンピューティングとの融合に向けて-」 |
10:20-11:10 | 種村 拓夫(東京大学) | 「多面光波変換に基づくスケーラブルなプログラマブル光演算回路」 |
11:10-12:00 | Cong Guangwei (産業技術総合研究所) | 「シリコンフォトニック回路による機械学習タスクの実装」 |
12:00-13:00 | 〜昼食〜 | |
13:00-13:50 | 稲葉 謙介(NTT) | 「縮退光パラメトリック発振器を用いた組合わせ最適化計算および脳型情報処理」 |
13:50-14:40 | 内田 淳史(埼玉大学) | 「光リザーバコンピューティングと光意思決定の最新研究動向」 |
14:40-14:45 | 閉会挨拶 |