趣旨:
近年,クリーンエネルギー技術に強く社会の関心が注がれています。太陽電池技術はその最も重要な技術の一つであることは疑う余地がありません。本研究会では,太陽電池研究の分野の第一線で活躍されている講師の皆様に最新の成果をご発表いただくとともに,待ったなしのエネルギー問題に直面している日本の現状を踏まえ,量子エレクトロニクスの切り口から物理の理解を深めることによって、太陽電池の高効率化のための課題と今後の展開についてじっくり議論します。
12月20日(木) | ||
14:00-14:20 | 開会のあいさつ | |
14:20-15:00 | 平本 昌宏 (分子研) | 有機太陽電池のためのバンドギャップサイエンス |
15:00-15:40 | 瀬川 浩司 (東大) | |
15:40-16:00 | 〜休憩〜 | |
16:00-16:40 | 欅田 英之 (上智大) | 二酸化チタン薄膜における光励起キャリア |
16:40-17:20 | 中野 義昭 (東大) | |
〜夕食〜 | ||
―ポスターセッション― | ||
12月21日(金) | ||
9:20-10:00 | 友村 好隆 (シャープ) | シャープにおける太陽電池技術の取組み |
10:00-10:40 | 元廣 友美 (豊田中研) | 豊田中研における太陽電池、および太陽エネルギー 利用技術の取り組み |
10:40-11:00 | 〜休憩〜 | |
11:00-11:40 | 天野 浩 (名大) | 窒化物半導体を用いた太陽光発電の現状と将来性 |
11:40-12:20 | 秋山 英文(東大) | 太陽電池の詳細平衡条件と非平衡性・相互作用効果 |
12:20-14:00 | 〜昼食〜 | |
14:00-14:40 | 太野垣 健 (京大) | Ge/Si量子ドットにおけるキャリアダイナミクスと量子ドット太陽電池への応用 |
14:40-15:20 | 宇佐美 徳隆 (東北大) | 太陽電池用シリコン系結晶の新展開 |
15:20-15:40 | 〜休憩〜 | |
15:40-16:20 | 松本 吉泰 (京大) | 光触媒における電荷トラップとフォノンとの相互作用 |
16:20-17:00 | 金光 義彦 (京大) | ヘテロ構造太陽電池材料のキャリア多体効果とエネルギー変換の高効率化 |
〜懇親会〜 | ||
(参加者の自己紹介を行います) | ||
12月22日(土) | ||
9:00-9:40 | 小川 哲生 (阪大) | ポラリトン凝縮からレーザー発振への道のり:半導体レーザーとは何か? |
9:40-10:20 | 工藤 昭彦 (東理大) | 金属酸化物および硫化物光触媒を用いた水の分解反応 ー人工光合成の実現を目指してー |
10:20-10:40 | 〜休憩〜 | |
10:40-11:20 | 荒川 泰彦 (東大) | 量子ドット太陽電池:期待と課題 |
11:20-12:00 | 秋本 克洋 (筑波大) | 太陽電池材料Cu(In,Ga)Se2の結晶評価 |
12:00-12:10 | 閉会の辞 | |
〜解散(昼食は各自)〜 |
連絡先:
〒390-8621 長野県松本市旭3-1-1信州大学 理学部 物理科学科 宮丸文章
TEL:0263-37-2465