趣旨:
テラヘルツ周波数帯の電磁波技術は,近年急速な進歩と拡張を遂げつつあり,基礎科学から産業応用まで非常に広い領域に亘って更なる発展と普及が期待されています。今回はテラヘルツ分野の幅広い交流を図るため応用物理学会量子エレクトロニクス研究会とテラヘルツ電磁波技術研究会が合同で研究会を開催することとなりました。分光とイメージング、デバイスの物理と応用について第一線で活躍されている講師の皆様に基礎から応用までをじっくりと講義していただき,講師・参加者を交えて今後の展開について議論したいと思います。多くの研究者・技術者・学生の皆様の参加を歓迎いたします。
1月10日(木) | |
14:15-14:30 | 宅間 宏(量子エレクトロニクス研究会 委員長) |
「開会挨拶」 | |
14:30-15:15 | 浅田 雅洋(東京工業大学大学院総合理工学研究科) |
「共鳴トンネルダイオード室温テラヘルツ発振器」(仮題) | |
15:15-16:00 | 斗内 政吉(大阪大学レーザーエネルギー学研究センター) |
「1.5μm帯フェムト秒ファイバーレーザーを用いたテラヘルツ時間領域分光システム」 | |
16:00-16:15 | 休憩 |
16:15-17:00 | 芦田 昌明(大阪大学大学院基礎工学研究科) |
「光伝導アンテナによる広帯域テラヘルツ波分光法」 | |
17:00-17:45 | 河野 行雄(独立行政法人理化学研究所) |
「カーボンナノチューブによるTHz検出と近接場THzイメージング」 | |
―夕食― | |
1月11日(金) | |
9:00- 9:45 | 服部 利明(筑波大学大学院数理物質科学研究科) |
「テラヘルツ波の実時間イメージングと空間プロファイル制御」 | |
9:45-10:30 | 小川 雄一(東北大学大学院農学研究科) |
「農学応用に向けたテラヘルツ波研究」 | |
10:30-10:45 | 休憩 |
10:45-11:30 | 平川 一彦(東京大学生産技術研究所) |
「半導体超格子中のブロッホ振動のダイナミクスとテラヘルツ利得」 | |
―昼食― | |
14:00-14:45 | 小宮山 進(東京大学大学院総合文化研究科) |
「超高感度テラヘルツ検出器の開拓」 | |
14:45-15:30 | 門脇 和男(筑波大学数理物質科学研究科) |
「高温超伝導体の固有ジョセフソン素子を用いたTHz発振現象」(仮題) | |
15:30-15:45 | 休憩 |
15:45-16:30 | 大谷 啓太(東北大学電気通信研究所) |
「THz量子カスケードレーザの現状と問題」 | |
16:30-17:15 | 山西 正道(浜松ホトニクス(株)中央研究所) |
「量子カスケードレーザと応用」(仮題) | |
―懇親会― | |
1月12日(土) | |
9:00- 9:45 | 五神 真(東京大学大学院工学系研究科) |
「人工構造によるTHz領域偏波制御」 | |
9:45-10:30 | 尾辻 泰一(東北大学電気通信研究所) |
「プラズモン共鳴のテラヘルツ帯デバイス応用」(仮題) | |
10:30-10:45 | 休憩 |
10:45-11:30 | 萩行 正憲(大阪大学レーザーエネルギー学研究センター) |
「金属微細加工体中のテラヘルツ波伝播」 | |
11:30-12:15 | 田中 耕一郎(京都大学大学院理学系研究科) |
「TBA」 | |
12:15-12:20 | 平川 一彦(テラヘルツ電磁波技術研究会 委員長) |
「閉会の辞」 | |
―昼食後解散― | |
※必要事項: | 氏名,所属,会員種別,連絡先,部屋の希望(和室(4〜6名), 洋室(4〜6名),和洋室いずれも可, |
個室(ただし,数が少ないため希望に添えないことが多いと思います),同室希望者(いれば)) |
連絡先:
〒182-8285 調布市調布ヶ丘1-5-1
電気通信大学レーザー新世代研究センター内
量子エレクトロニクス研究会事務局
奥平
Tel: 042-443-5711 Fax: 042-485-8960
内容問い合わせ先:下記いずれかの担当者までお願いします。
量子エレクトロニクス研究会・担当者:
東京大学大学院理学系研究科 島野 亮
Tel 03-5841-4181 Fax 03-5841-4230
テラヘルツ電磁波技術研究会・担当者:
名古屋大学大学院工学系研究科 川瀬晃道
Tel 052-789-4211 Fax 052-789-4211