平成14年度秋季放射線分科会幹事会議事録

 

日時 平成14924日(月) 11:4513:15

場所 新潟大学 教養校舎3F-373

出席者 (敬称略、順不同)

 小倉紘一、尾鍋秀明、神野郁夫、酒井宏隆、庄司忠良、南戸秀仁、馬場末喜、安田仲宏、瓜谷章、河原林順、小田啓二、佐々木慎一

 

配布資料

0.      幹事会議題一覧

1.      平成14年度春季放射線分科会幹事会議事録

2.      第14回放射線夏の学校報告

3.      会誌「放射線」出版状況

4.      次年度幹事推薦について 参考:歴代幹事(1998以降)

5.      講演奨励賞、放射線分科講演数の変化

6.      「放射線」執筆例改訂版

7.      2003春シンポジウム案

8.      理事会(第14回)関連報告

 

 

議事

 

1.前回議事録確認(瓜谷)

 資料1により平成14年度春季放射線分科会幹事会議事録の確認が行われ、問題点があれば後日指摘していただくことで了承された。

 

2.夏の学校報告(小田)

 資料2に基づき平成14年夏の学校の開催報告ならびに会計報告がなされ了承された

                       

3.会誌出版進捗状況(河原林)

 神野・前畑両幹事担当号を繰り上げて28-2として出版する予定で,印刷会社に原稿を送付済みである。西澤・佐久間両幹事担当の号(28-3)は著者から原稿訂正の依頼があり,その原稿が到着し次第印刷に回す。28-4については10月中に原稿が集まりそうだとの連絡が担当の秋本・櫻井両幹事から事前にあった。

 

4.会誌出版計画(各担当者)

 29-2(担当庄司・尾鍋両幹事)はH14年夏の学校を特集とすることが提案され、了承された。

 29-3(担当小田・安田両幹事)については、2003年春のシンポジウムを特集とすることで了承された。

 30-130周年記念号となるので、何らかの企画の立案の依頼が担当幹事に対して出された。具体的な内容については次回の幹事会で決定することとした。

 

5.シンポジウム

2003年春のシンポジウム(小田・安田)については小田・安田両幹事より,「イオンビーム利用の新展開」と「新しい(特殊な)環境における放射線測定」の2案が提示された。過去のシンポジウム,研究会等のテーマとの整合性等を踏まえ、前者のテーマとすることとした。

 

6.次年度幹事推薦について(瓜谷)

 次年度幹事の選出法として,現幹事および一般会員からの推薦に基づいて常任幹事で候補者を決め,会員の信任投票を経て決定する方法(従来と同じ方式)が副幹事長から提案され、了承された。現幹事からの推薦の締め切りは11月初旬とし、具体的な日時は後日副幹事長から連絡することとした。会誌「放射線」に幹事推薦の記事を載せ,一般からの推薦も募ることが了承された。

 

7.放射線賞について(小倉)

 平成14年度の放射線賞については、不幸な行き違いが重なり夏の学校での表彰が出来なかった。あらためて現幹事に推薦をお願いし、来年の春の年会あるいは夏の学校において表彰と記念講演を行う方向で選考を行うことが了承された。平成15年度については「放射線」に公告を出し,これまでと同じ手順で選考を進める。

 

8.理事会報告(小倉)

 幹事長より資料8に基づき、分科会会員数の変化、研究活性化支援金,科研費の新領域や総合領域への応募要請、応物資金21などに関する説明がなされた。

 

9.その他

 9−1 講演奨励賞受賞(放射線分科2件)

     放射線分科より平成14年春・秋の講演奨励賞が選ばれた。

2002春 澁谷憲悟氏(東大・工)

    「二次元量子閉じ込め構造を利用した新規超高速シンチレーターの開発」

2002秋 中村篤志氏 (静大・電子研)

     「低温プロセスを用いたCdTeピクセル高エネルギー放射線検出器の作製」

 9−2 放射線分科講演数について

     講演数の推移に関するグラフが示された。ここ4年ほどは漸増傾向にある。

 9−3 「放射線」投稿原稿例の改定

     最近のワープロの書式に合わせて、「放射線」投稿原稿例を改めた旨副幹事長より説明があり,了承された。

 

以上