国際ミニシンポジウム
in-situ 成形加工技術と高分子一体型光回路

主催:(財)化学技術戦略推進機構
共催:応用物理学会有機分子・バイオエレクトロニクス分科会(M&BE分科会)、
   高分子学会東北支部、日本化学会東北支部、東北ポリマー懇話会

日時:平成13年8月27日(月)13時〜17時(懇親会終了は19時)
場所:東北大学 多元物質科学研究所 反応化学研究棟 3号館講義室開催旨趣


 IT革命に伴い、取り扱う情報量は拡大の一途をたどり、光ネットワ−ク端末光回路の重要性が高まっている。 経済化、あるいは実装の点から特にモノリシック集積型の光回路とすることが望まれ、 光導波路上に光学素子を一体搭載する必要がある。光導波路に高分子材料を採用し、 機能を分担する光材料とともに一体素子化することがモノリシック集積化の道と考えられる。
 本シンポジウムin-situ成形加工技術をベースとした高分子光回路作製およびそのための材料開発に関し、 その現状と将来を理解するために4名の講師をお招きしている。神奈川大学工学部の亀山先生には 成形加工光導波路材料として期待されるオキセタン系高分子を中心とした材料開発の可能性について、 光応答性有機および高分子に関する国際会議にご出席のかたわら来日されたFraunhofer研究所の Brauer博士にはLIGA技術を用いた超精密成形金型作製とミクロデバイスの作製について、 東北大学多元物質科学研究所岡田先生にはナノ光機能素子開発の点から非線形光学特性を有する ナノ微粒子の作製と性能に付いて、日立化成工業(株)宮寺主管研究員には高分子光導波路の作製と 応用開発状況についてご講演をいただく。


参加費:無料
(なお、資料作成部数の関係で、下記にお申し込み下さるようお願い致します。)


申し込み先:
(財)化学技術戦略推進機構、戦略推進部、横井準治部長研究員
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1−3−5冨山房ビル2階
Tel: 03-5282-7279 Fax: 03-5282-0250  E-mail: yokoi@jcii.or.jp

プログラム(講演題目は仮題)
13:00〜13:10
 挨拶  経済産業省、製造産業局、化学課 村越正毅課長補佐

13:10〜14:00
 講演1 In-situ 成形加工に向けた高分子材料開発
     神奈川大学工学部 亀山敦助教授

14:00〜14:50
 講演2 In-situ precise molding technology
     Fraunhofer Institute Dr. Andreas Brauer

14:50〜15:10
 コーヒーブレイク

15:10〜16:00
 講演3 有機ナノ微粒子の創製と光素子応用への展開
     東北大学多元物質科学研究所 岡田修司助教授

16:00〜16:50
 講演4 高分子光回路技術の現状
     日立化成工業(株) 宮寺信生主管研究員

16:50〜17:00
 総括(閉会の辞) 東北大学多元物質科学研究所 戒能俊邦教授

17:15〜19:00
 懇親会:於、多元物質科学研究所 反応化学研究棟 3号館研修室
 会費:2,000円

 

詳細問合せ先: 東北大学 多元物質科学研究所  戒能研究室  小松京嗣
 Tel: 022-217-5672, Fax: 022-217-5671 kkomatsu@tagen.tohoku.ac.jp
 〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1