日韓合同フォーラム(KJF2008)

主旨:
日韓合同フォーラム(KJF)は,1988年に光・電子機能性有機材料を研究する日本と韓国の研究者が集い,最新の情報交換や意見交換を行うことを目的に発足した国際フォーラムであり,以来毎年日本と韓国で場所を交互に替えて開催されている.発足当初は,非線形光学材料に関連した研究発表が中心であったが,最近では有機半導体を用いた電界発光(EL)素子,トランジスタ,メモリ等の有機デバイスや,生体分子を用いたバイオデバイス,更にはナノテクノロジー研究に至るまで発表内容は“有機材料”をキーワードに広範囲に展開している.また発表件数も年々増加し,大学・研究機関の研究者,産業界からの技術者の参加に加え,近年では日韓の学生による発表も大幅に増えており,研究者・技術者への登竜門としての側面も有している.発表論文はProceedingsとして学術雑誌に掲載されており,研究業績として認知されている.
本年10月開催予定のKJF2008は,KJF発足20周年という節目の記念フォーラムとなることから,日韓からの参加者に限定することなく諸外国からも多くの参加を募り,有機フォトニクス及び有機エレクトロニクス研究のこれまでの総括と今後の当該分野の更なる発展に向けた課題や展望について論議する.

◆KJF2008の基調講演者
2000年ノーベル化学賞受賞者のAlan J. Heeger先生
2007年文化功労賞受賞者の国武豊喜先生

◆招待講演者は以下の諸先生方である.(敬称略):
安達千波矢(九州大学),居城邦治(北海道大学),筒井哲夫(九州大学),中西八郎(東北大学),橋本和仁(東京大学),松重和美(京都大学),C. Lee(KRICT),D. H. Choi(Korea大学),E. J. Jeong(SAIT),J.-J. Kim(Seoul National大学),J. Y. Lee(Sungkyunkwan大学),T. Lee(GIST).

場所:千歳科学技術大学、北海道千歳市美々758−65

日時:平成20年10月22日(水)〜25日(土)


プログラム:

22日夕方:受付,ウェルカムパーティ
23日午前:口頭セッション
23日午後:口頭セッション
23日夕方:ポスターセッション
24日午前:プレナリーセッション
24日午後:エクスカーション(支笏湖、ノーザンホースパークなど)
24日夕方:バンケット
25日午前:口頭セッション
25日午後:口頭セッション、ポスターセッション


発表申込:

発表形式(口頭・ポスターのいずれかを選択),発表タイトル,発表者名,所属,発表内容の要旨(100ワード以内)を明記の上,電子メールにてshortabstract@kjf2008.orgに申込ください.

締切:
平成20年7月31日.
その後,発表申込者にはアブストラクト(A4サイズ1枚)作成要項をお送りします.
アブストラクトの提出締切は平成20年9月15日.

参加申込:
事前登録の締切は平成20年9月15日.

(一般)30,000円,(学生)15,000円.
それ以降は当日登録扱いとなります.(一般)35,000円、(学生)20,000円.


学会ホームページ:
www.kjf2008.org

連絡:
カートハウス オラフ 千歳科学技術大学、Conference Chair
坂井 賢一 千歳科学技術大学、Secretary General
kjf@kjf2008.org