応用物理学会 有機分子・バイオエレクトロニクス分科会 研究会
「進化し続ける有機分子・バイオエレクトロニクス」

日時
2009年6月12日(金)13:30 〜 13日(土)12:00

場所
北陸先端科学技術大学院大学(〒923-1211 石川県能美市旭台1-1)
懇親会および宿泊場所:たがわ龍泉閣(http://www.ryusenkaku.com/

趣旨:
 応用物理学会有機分子・バイオエレクトロニクス分科会は、材料としては低分子から高分子、バイオマテリアルまで、研究のターゲットとしては作製技術、基礎物性からEL、トランジスタ、太陽電池、センサーなどの応用まできわめて幅広い領域をカバーしている。このような広範なテーマが日進月歩進化し続けているため、専門以外の分野については、キーワードは知っていても内容を深く理解するのは難しい。そこで、分科内各分野の第一線の研究者に講演していただき、分科内の相互理解を目指す研究会を企画する。異なる観点からの問題解決の糸口発見や新たな研究テーマ開拓につながれば幸いである。

プログラム

日時
講演題目
講師
6/12(金)
13:30〜13:50 伊高健治(東大) 「半導体レーザーによる分子性材料の新しい薄膜成長法 −半導体レーザーMBE法−」
休憩
13:50〜14:10 福田武司(埼玉大) 「静電塗布法を用いた有機薄膜の成膜技術」
14:10〜14:30 桑島修一郎(京大) 「有機薄膜における様々なX線回折・散乱技術」
休憩
14:50〜15:20 水谷五郎(北陸先端大) [招待講演]「二次の非線形光学顕微鏡法・分光法による有機薄膜界面の観察」
15:20〜15:40 古部昭広(産総研) 「超高速分光による光機能デバイスの反応機構解明」
15:40〜16:00 増原陽人(東北大) 「形態制御されたフラーレン微結晶の作製と評価」
休憩
16:20〜16:50 三浦佳子(北陸先端大) [招待講演]「糖質固定化基材を用いた生体機能材料の開発」
16:50〜17:10 池添泰弘(理研) 「金属ナノ粒子内包タンパク質分子の二次元分子結晶と乱数発生」 
18:30〜 懇親会(懇親会及び宿泊は、たがわ龍泉閣)
6/13(土)
 9:10〜9:40 村田英幸(北陸先端大) [招待講演]「界面制御による有機太陽電池の性能向上」
 9:40〜10:00 原浩二郎(産総研) 「有機色素分子を用いた色素増感太陽電池」
10:00〜10:20 高桑敦司(セイコーエプソン) 「μCP法による高精細パターニング技術の開発と有機TFTへの応用」
10: 20〜10:40 木口学(東工大) 「有機単一分子の電気伝導」
休憩
11:00〜11:20 徳田崇(奈良先端大) 「CMOS技術による新しい埋め込み型バイオメディカルデバイス」
11:20〜11:40 吉野智之(県立広島大) 「SPMによる細胞膜受容体とリガンドとの相互作用解析」
11:40〜12:00 高村禅(北陸先端大) 「微細加工を駆使した高機能バイオチップの開発」


参加費(消費税、参加登録費、懇親会費、宿泊費を含む) :
(1)応用物理学会個人会員、M&BE分科会個人あるいは賛助会員21,000円
(2) 一般(会員外)24,000円
(3) 学生(応用物理学会あるいはM&BE分科会個人会員)16,000円
(4) 学生(会員外)17,000円

参加登録締切
2009年5月29日(金)

定員
40名(定員になり次第締め切ります)

世話人
阿澄 玲子(産総研)、岸田 英夫(名大)、 増原 陽人(東北大)、松島 敏則(北陸先端大)

参加申込方法
氏名(フリガナ)、所属、住所、TEL、FAX、e-mail、参加区分(参加費参照)を、e-mailまたはFAXにて下記申込先までお送り下さい。

申込先・問合せ先
〒464-8603
名古屋市千種区不老町 
名古屋大学工学研究科応用物理学分野
岸田 英夫
FAX:052-789-4449
e-mail:kishida@nuap.nagoya-u.ac.jp