応用物理学会有機分子・バイオエレクトロニクス分科会研究会
「有機分子・バイオエレクトロニクスの新潮流」

日時:2010 年6 月18 日(金)および19 日(土)

場所:東北大学多元物質科学研究所(〒980-8577 仙台市青葉区片平2-1-1)
ホテルニュー水戸屋(〒980-0241 仙台市太白区秋保町湯元字薬師102)

参加費:5,000 円

懇親会費:3,000 円

宿泊費:10,000 円

問い合わせ先:山形大大学院理工学部 増原陽人(masuhara@yz.yamagata-u.ac.jp)

趣旨
応用物理学会有機分子・バイオエレクトロニクス分科会は,有機分子(低分子から高分子)及び生物
を材料として,基礎物性からEL,トランジスタ,太陽電池,センサーなどといった作製技術確立も含
めた応用まで極めて幅広い学問領域をカバーしている。このような広範なテーマが日々進化し続けてい
る現在,専門外の分野に関して内容を深く理解するのは難しい。有機分子・バイオエレクトロニクス分
科会発展の為には,分野や領域にとらわれず,研究者が相互に力を合わせた新たな研究を展開する必要
がある。本研究会では,分科会内における各分野の第一線で活躍する研究者に講演して頂き,分科会内
の相互理解を目指すと同時に異なる視点からの問題指摘や解決の糸口発見を行うことにより,新たな研
究分野開拓につながれば幸いである。


プログラム:

6/18(金)
13:20-13:40 坂田利弥(東大) 「半導体バイオセンシング技術と生体機能計測」
13:40-14:00 林智宏(東工大) 「生体分子をプローブとした表面の化学組成分析」
14:00-14:20 安田剛(物材機構) 「延伸法による高分子配向薄膜作製と有機トランジスタへの応用」
休 憩
14:30-14:50 多田和也(兵庫県立大) 「電気泳動堆積法による導電性高分子の製膜」
14:50-15:10 松島敏則(北陸先端大) 「基板の高速走行による有機分子の配向」
15:10-15:30 中山健一(山形大) 「ホール輸送材料における少数キャリアおよび励起子による劣化の解析」
休 憩
15:40-16:00 八尋正幸(九州先端科学技術研究所/九州大学) 「高移動度・高発光効率有機発光トランジスタの実現」
16:00-16:20 大友明(情報通信研究機構) 「新規ドナー構造を有する有機電気光学色素とその電気光学特性」
休 憩
16:30-17:00 三ツ石方也(東北大) [招待講演]「高分子ナノシートによる金属ナノ粒子の自在集積」
18:30-19:30 有機分子・バイオエレクトロニクス研究意見交換会
19:30-21:30 懇親会
6/19(土)
9:30-9:50 上野啓司(埼玉大) 「化学的単層剥離・可溶化したグラフェンの有機半導体薄膜素子への応用」
9:50-10:10 谷口正輝(大阪大) 「ゲーティングナノポアによる単分子解析」
休 憩
10:20-10:50 伊都将司(大阪大) [招待講演]「単分子蛍光イメージング技術の材料研究への展開」
休 憩
11:00-11:20 竹延大志(早稲田大) 「有機単結晶発光トランジスタ」
11:20-11:40 尾坂格(広島大) 「ナフトジチオフェンを有する新規半導体ポリマー」