有機トランジスタ、有機薄膜太陽電池などの有機デバイスは、環境調和の観点からも期待されています。有機薄膜は有機物の可溶性、多様性によって種々の製膜法があり、製膜法・条件によって膜物性が変化することが知られています。したがって、有機デバイスの特性向上のために有機薄膜の構造を評価し制御することは大変に重要です。そこで、M&BE分科会では、有機薄膜の成膜・評価技術の最新動向を議論する場として、本研究会を開催致します。

日時：      2012年3月9日（金）10:30-17:00

場所：
産業技術総合研究所　臨海副都心センター
（東京都江東区青梅2-3-26、http://unit.aist.go.jp/waterfront/）

主催：
応用物理学会　有機分子・バイオエレクトロニクス分科会


参加費：

分科会員5,000円，応物学会員：7,000円，非会員：12,000円
学生分科会員1,000円，学生応物学会員：1,000円，学生非会員：2,000円

プログラム：

10:30-10:35　開会挨拶

10:35-11:20【基調講演】有機薄膜評価の最近の動向
　　　　　　　　石井久夫・千葉大学

11:20-12:00　静電塗布法での有機デバイスの作製
　　　　　　　　福田武司・埼玉大学

12:00-13:10　休憩

13:10-13:50　塗布型低分子薄膜を用いた有機デバイスにおける溶媒和効果
　　　　　　　　田中秀幸・東京大学

13:50-14:30　浮遊薄膜転写法による有機薄膜の作製とデバイス応用　
　　　　　　　　永松秀一・九州工業大学

14:30-15:10　塗布法による有機薄膜トランジスタの作製評価
　　　　　　　　近松真之・産業技術総合研究所

15:10-15:20　休憩

15:20-16:00　リアルタイムX線回折による有機薄膜成長の評価
　　　　　　　　細貝拓也・岩手大学

16:00-16:40　低分子有機薄膜太陽電池のための真空蒸着法の新展開
　　　　　　　　嘉冶寿彦・分子科学研究所

16:40-16:45　閉会挨拶

参加申込方法：
下記Webサイトの登録フォームにて御登録下さい．
https://annex.jsap.or.jp/phpESP/public/survey.php?name=YuukiKenkyuukai_2012

参加申込締切：
2012年3月2日（金）

参加問合せ先：
〒113-0034　東京都文京区湯島2-31-22　湯島アーバンビル7階
応用物理学会　分科会担当　岡本
Tel: 03-5802-0861 Fax: 03-5802-6250
E-mail : divisions@jsap.or.jp

内容問合せ先：
岩手大学工学部　吉本則之
E-mail : yoshimoto@iwate-u.ac.jp

世話人：
吉本則之（岩手大学）
曽我　巌（三菱化学）
永松秀一（九州工業大学）
近松真之（産総研）