応用物理学会 有機分子・バイオエレクトロニクス分科会主催
第4回 有機分子・バイオエレクトロニクスの未来を拓く若手研究者討論会

 有機分子・バイオエレクトロニクス分科会からは有機EL、有機トランジスタや有機太陽電池など多くの注目を集める学問分野が育ってきています。しかし、今後さらなる発展のためには若手を中心とした新しい学問分野の創出が重要となってくると思われます。そこで、2010年、M&BE 分科会設立20周年の年に「分子工学若手夏の学校」を全面リニューアルし、第1回「有機分子・バイオエレクトロニクスの未来を拓く若手研究者討論会」を開催しました。この新しい討論会では、学会などではなかなか聴講できないような異分野の最先端の話を聞いたり、産業界とのつながりを深めたりと、自分の殻に閉じこもりがちな若手の視野を広げることに主眼を置いています。このような会合を通じて多くの若手研究者や学生に幅広い視野で当分科会をさらに活性化させるように成長を促すことがこの会の最大の目的です。
 第4回の討論会は京都府相良郡を会場として「有機エレクトロニクスのこれまでとこれから」というテーマで開催します。大学・研究機関から、有機エレクトロニクスの各分野でご活躍中の4名の先生を講師としてお招きし、有機エレクトロニクス研究の歴史や今後の展望・課題について講義していただきます。若手研究者や学生諸君の積極的な参加をお待ちしております。

■日時:2013年9月2日(月)〜 9月4日(水)

■場所:レイクフォレストリゾート(京都府相楽郡 南山城村大字河原小新林 )
   http://www.lfr.co.jp

■ 移動方法:
近鉄奈良駅前から無料送迎バス
(近鉄奈良駅までは、 京都駅から近鉄線で約50分、または伊丹空港からシャトルバスで約90分)

 

■講演:
(1)招待講演 谷垣宣孝 先生(産総研)
    「有機・高分子半導体の配向(制御、評価、デバイス応用)」
(2)招待講演 嘉治寿彦 先生(分子研)
    「共蒸発分子誘起結晶化法の研究開発とその有機薄膜太陽電池応用」
(3)招待講演 北村雅季 先生(神戸大)
    「有機トランジスタは実用化されるか〜若手研究者に向けて〜」
(4)特別講演 石井久夫 先生(千葉大)
    「電子構造研究からみた有機半導体のこれまでとこれから」

■プログラム:

9月2日(月)
〜16:00 レイクフォレストリゾート 集合
16:30〜 [招待講演]
谷垣宣孝 先生
(産業技術総合研究所)
「有機・高分子半導体の配向(制御、評価、デバイス応用)」
17:10〜 若手研究者による研究紹介
20:00〜22:00 参加者による研究・自己紹介
9月3日(火)
9:30〜 [招待講演]
嘉治寿彦 先生
(分子科学研究所)
「共蒸発分子誘起結晶化法の研究開発とその有機薄膜太陽電池応用」
10:10〜 [招待講演]
北村雅季 先生
(神戸大学)
「有機トランジスタは実用化されるか〜若手研究者に向けて〜」
10:50〜 若手研究者による研究紹介
13:00〜 自由討論
20:00〜22:00 参加者による研究・自己紹介
9月4日(水)
9:30〜 [特別講演]
石井久夫 先生
(千葉大学)
「電子構造研究からみた有機半導体のこれまでとこれから」
10:20〜 若手研究者による研究紹介
11:00〜 学生の表彰、次回の討論会への提言等
12:00〜 解散

 

■参加費(宿泊費・税込):
 一般:24,000円、 学生:12,000円
 懇親会費(予定):一般:4000円、 学生:2000円

■定員: 40名程度


■参加申込方法:
下記内容を記入の上、電子メールにてお申し込み下さい。
  (氏名、性別、所属、職名又は学年、住所、電話、FAX、e-mailアドレス、M&BE分科会会員/非会員の別)
  また、団体参加の場合、出来るだけ取りまとめてご連絡をお願い致します。


■申込締切:
8月2日(金))


■問合せ・申込先:
松井龍之介(三重大)
e-mail : matsui@elec.mie-u.ac.jp  
TEL : 059-231-9030


■世話人:
松原亮介(奈良先端大)・松井龍之介(三重大)・梶井博武(阪大)