有機分子、有機ナノワイヤ、カーボンナノチューブ、グラフェン、有機ナノ薄膜など、有機材料を用いた有機ナノデバイスが最近再注目を浴びている。有機デバイスへの期待は、有機材料の持つ多様性と自由度に起因した革新的な特性を持つデバイスが生み出される可能性にあると考えられる。これらの有機ナノデバイスでこれまでに得られている特性の概略を述べるとともに、特に、有機薄膜トランジスタ応用に必要な技術課題とその解決に向けた理論研究、SPM(走査プローブ顕微鏡)による評価研究の一環を紹介する。