カーボンナノチューブをはじめとするカーボン系ナノ構造体は、次世代電子材料など様々な機能の可能性を持った材料として精力的に研究が進められています。また最近カーボン以外の材料によるチューブ状ナノ構造の形成が相次いで報告され、新たな機能の発現が期待されています。本研究会では、カーボンに限定せず、ナノチューブ状の新たな構造体の合成やそれらから得られる新機能について、第一線でご活躍の皆様にご講演頂きます。ナノチューブに関する研究者のみならず、広い分野の皆様のご参加をお待ちしております。
開催日時:2007年1月24日(水)13:00〜17:00
場 所:機械振興会館 6階66会議室 (定員90名)
(東京都港区芝公園3−5−8 都営地下鉄三田線御成門駅下車徒歩8分 地図)
演題:
(1) 13:00〜13:15 「イントロダクトリートーク」
荻野俊郎 (横浜国大)
(2) 13:15〜13:50 「プラズマプロセスによる機能性カーボンナノチューブ創製」
畠山力三 (東北大)
(3) 13:50〜14:25 「分子グラフェンからなるナノチューブ状自己組織化体と機能」
福島孝典 (ERATO-SORST)
(4) 14:25〜15:00 「フラーレンナノチューブの合成と性質」
宮澤薫一 (物材機構)
休憩 15:00〜15:15
(5) 15:15〜15:50 「MoO2方形断面ナノチューブ」
末光眞希 (東北大)、阿部俊三 (東北工大)
(6) 15:50〜16:25 「オーガニックナノチューブの特性と展望」
清水敏美 (産総研)
(7) 16:25〜17:00 「SiフラーレンとSiナノチューブの構造」
藤木英夫 (青山学院大)
参 加 費:当日受付(テキスト代・消費税込み)
分科会会員:無料、応物会員:3,000円、一般:4,000円、学生:1,000円
問合せ先:
荻野俊郎 (横浜国大) e-mail: togino_at_ynu.ac.jp
小林慶裕 (NTT) e-mail: kobayashi.yoshihiro_at_will.brl.ntt.co.jp
大島祐一 (日立電線) e-mail: oshima.yuichi_at_hitachi-cable.co.jp