公益社団法人応用物理学会 応用電子物性分科会主催 カーボンニュートラルを実現する資源・材料技術
応用電子物性分科会 研究例会
地球温暖化の抑制は喫緊の社会課題となっています。そのために、世界各国が温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする“カーボンニュートラル”を目指すことを宣言しています。そして、その実現には、エネルギーを供給・需要するあらゆる産業分野で、グローバルなネットワークでの取り組みが不可欠です。今回の研究例会では、 エネルギー“資源”を切り口として、カーボンニュートラルの実現に資する最先端・最前線の研究開発の取り組みを特集しました。CO2を排出しない燃料資源である水素は、水の電気分解やバイオマスから生成されます。これを社会実装するには、陰極・陽極での触媒技術の進展が不可欠です。CO2を回収して資源化する技術も、エネルギー資源の課題解決に直接的に寄与します。今回の研究例会での応用物理(応用電子物性)と化学(電気化学)の垣根を超えた議論が、技術革新の創出と課題解決の更なる加速に繋がることを期待し、企画しました。
◇開催日時: 2022年11月9日(水) 13:00 ~ 17:15
◇開催形式:オンライン開催
演題:
13:00-13:10
応用電子物性分科会 幹事長 挨拶(1) 「電解によるCO2資源化の取り組み ~Power to Chemicals~」
北川 良太(東芝)(2)「バイオマス化学変換に向けた固体触媒の開発」
水垣 共雄(大阪大)― 休憩(20分)14:40-15:00―
(3)「グリーン水素製造とカーボンリサイクルに資する電気化学材料」
杉山 正和(東京大)(4)「強磁性コバルトナノ結晶をドープしたタングステン炭化物の内部磁場が関与する特異触媒活性」
森下 政夫(兵庫県立大)(5)「キラル物質によるスピン偏極電流の生成と効率的水電解への応用」
須田 理行(京都大)
受付:こちらから参加申し込みをお願いいたします。
(参加申し込み締め切り:2022年11月7日(月))
参加費
応用電子物性分科会会員 3,000円
応用物理学会会員(分科会非会員) 7,000円
応用物理学会会員(シニア会員) 2,000円
一般 12,000円, 学生 2,000円
*応電分科会の賛助会員の方は1社につき1名まで無料。2人目からは通常通りの参加費。
問合せ先:
木村 重哉(東芝) E-mail: shigeya.kimura@toshiba.co.jp
鈴木 哲(兵庫県立大) E-mail: ssuzuki@lasti.u-hyogo.ac.jp
福島 昌一郎(三菱電機) E-mail: Fukushima.Shoichiro@cb.MitsubishiElectric.co.jp
小田 康代(応用物理学会 事務局) E-mail: divisions@jsap.or.jp TEL: 03-3828-7723(直通)
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