活動趣旨

生体システムではセンシング-情報処理-行動という異なる機能がシームレスに統合し、超低消費電力で動作しています。その根底にはゆらぎ活用(確率共鳴)と多様な階層構造のインターフェイスレスな異機能調和があります。

トータルバイオミメティクスは、個々の生体機能を総合的に俯瞰し、ゆらぎの中のリズム、異機能間・同種機能間でのシームレスな情報受け渡しの主要素を導き、現象論では留まらないトータル生体システムのアナロジーを物質科学、エレクトロニクスの原理に落とし込み新たな学理を追求します。

また、応用面ではバイオミメティクス x エレクトロニクス x 物質科学 が融合し、脳型チップ、高感度センサ、筋肉模倣アクチュエーターなどの科学の発展を支え、豊かな社会構築に向け貢献いたします。

会員数
130名(大学:87名、国立・公立研究所:12名、企業:31名)2024年4月現在
研究会について

入会案内

■生物に学び、真の自然調和、人親和性に優れた材料・デバイス・システム創製を目指し豊かな社会構築を考えている方。 ■シンプルな細胞の集まりが複雑な機能を生み出す生体の仕組みを議論し、ご自身の研究に反映させたい方。 ■生物の神秘に興味がある方。 ■入会しようかな?と一瞬、思った方。ご参加お待ちしております。(会費無料)

入会ご希望の方は、件名に「応物トータルバイオミメティクス研究会 入会希望」と明記の上、「ご氏名」「ご所属」「メールアドレス」を大阪大学産業科学研究所 神吉輝夫「E-mail.kanki[at]sanken.osaka-u.ac.jp」宛、お送りください。