応用物理学会新領域「励起ナノプロセス」連携研究会 「励起ナノプロセス」研究会


 第4回研究会

    第4回研究会を開催しました

    会合名:第4回励起ナノプロセス研究会
    主催:応用物理理学会励起ナノプロセス研究会
    共催:和歌山大学オンリー・ワン創成プロジェクト
    協賛:日本物理学会関西支部
    日時:2008年 11月21日(金)13:30 〜 22日(土)17:00
    場所:和歌山大学サテライト(和歌山市本町2-1 フォルテワジマ6F)
    電話:073-488-2888 

    案内:第4回励起ナノプロセス研究会案内の概要(PDF)


    内容: レーザー光や電子線などの量子ビームを時空間で制御しながら照射することによって、熱的機構では起こらない固体反応を局所的に誘起し、非平衡状態ならではの構造変化、自己組織化、原子脱離・移動を高い効率で、且つ制御性よく実現する手法を開発し、その構造変化の機構と制御を支配する要因を明らかにする。

       研究会ではキーノートトークを核にして以下のテーマについて集中討論を行う.
       (1) カーボン系構造改変の最前線:実験(パルスレーザー、X線、電子線)と第一原理シミュレーション.
       (2) 緩和ダイナミクスの時空間計測と制御の最前線:実験面からと理論面から.また若手研究者による最新成果報告(口頭付ポスター発表)も行う.
    ********  プログラム  ********
    講演要旨:(当研究グループのメンバーのみ閲覧download可)
      11月21日(金) 13:30〜18:20
       13:30〜13:40 はじめに 篠塚(和歌山大)

       1. A 緩和ダイナミクスの時空間計測と制御の最前線  司会:伊東千尋(和歌山大)、押山淳(東大)

       13:40〜14:30 量子ビームが作り出す非平衡現象の探索とその応用:松尾二郎(京大)
       14:30〜15:20 金属表面吸着種の光誘起コヒーレント振動の核波束ダイナミクス:信定克幸(分子研)
          休憩
       15:40〜18:20 励起ナノプロセスに関する最新成果報告:口頭付ポスター発表 詳細はこちらへ(PDF)
        15:40〜17:00  口頭発表
        17:00〜18:20  ポスター発表

       19:00〜 懇親会 四季彩(ダイワロイネットホテル和歌山 2F)


      11月22日(土)  9:00〜17:00
       1. B 緩和ダイナミクスの時空間計測と制御の最前線   司会:小森文夫(物性研)、村上浩一(筑波大)

       9:00〜 9:50 超短パルスレーザー照射後の電子・格子緩和ダイナミクス:長谷宗明(筑波大)
          休憩
       10:10〜11:00 時間分解STMによる局所励起構造の計測:武内修(筑波大)
       11:00〜11:50 低速電子線照射によるSi(001)表面構造変換:河合伸(九大)

          昼食

       2. カーボン系構造改変の最前線 司会:前田康二(東大)、篠塚(和歌山大)

       13:10〜14:00 パルスレーザー照射によるグラファイトの構造改変:金崎順一(阪大)
       14:00〜14:50 グラファイトの光誘起相転移の理論:那須奎一郎(物構研)
          休憩
       15:10〜16:00 放射光、電子線照射によるCNTの構造改変:小林慶裕・鈴木哲(NTT)
       16:00〜16:50 カーボン系構造変化の第一原理シミュレーション:岡田 晋(筑波大)
       16:50〜17:00 おわりに 篠塚(和歌山大)

          終了

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