2007春 (第54回)
開催テーマ:シンクロトン放射光の結晶工学への応用
2007年春季第54回応用物理学関係連合講演会でのシンポジウム
近年、SPring-8等の大型放射光施設における高強度・高エネルギービームを利用した研究は、産業利用推進などの流れもあり、より身近なものになりつつある。また、放射光ならではの利点を生かしたユニークな研究手法も開発されてきている。本シンポジウムでは、シンクロトロン放射光の結晶工学への応用をテーマに、比較的新しく開発された研究手法についての講演を通して、結晶工学における有効性および応用への展開について議論する。
開催概要
- 開催日時
- 2007年03月29日
- 会場
- 青山学院大学 相模原キャンパス
- 主催
- 公益社団法人応用物理学会 結晶工学分科会
1 | 13:35~13:40 | はじめに:シンクロトン放射光の結晶工学への応用 | 水野 章敏 (学習院大理) |
2 | 13:40~14:10 | 高分解能マイクロX線回折法による半導体デバイス・材料の局所歪測定 | 木村 滋 (JASRI) |
3 | 14:10~14:40 | X線CTR散乱解析による化合物半導体異種接合層:界面での原子分布の解析 | 田渕 雅夫 (名古屋大VBL) |
4 | 14:40~15:10 | 結晶成長のその場観察:GaAs上InAs成長の時分割X線回折 | 高橋 正光 (JAEA) |
15:10~15:25 | 休 憩 |
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5 | 15:25~15:55 | 時間分解X線回折によるYFeO3の過冷凝固時に形成される準安定相の構造決定 | 長汐 晃輔 (JAXA) |
6 | 15:55~16:25 | X線結晶構造解析:MEM/Rietveldを用いた精密構造物性の研究 | 高田 昌樹 (JASRI) |
7 | 16:25~16:55 | 蛍光体の局所構造解析:白色LED用赤色蛍光体CaAlSiN3::EuのEu近傍の状態 | 瀬戸 孝俊 (三菱化学) |
8 | 16:55~17:20 | 蛍光X線ホログラフィー:ドーパント周辺の3次元局所構造解析 | 林 好一 (東北大金研) |