量子ビームによる表面界面の光機能探究研究会

(略称:光機能研究会)

 

トップページ

研究会メンバー

連絡先

 

 

 

 

【本会について】

 

最近の物質科学においては物質の静的な結晶構造や磁気構造だけでなく、その光機能特に非平衡・過渡状態におけるダイナミクスが大いに研究されるようになっ てきました。その背景には、超短パルスレーザーやX線自由電子レーザーなどの実験手法の急速な発展・拡大により、フェムト秒のダイナミクスの研究が汎用的なものとなりつつあることが挙げられます。発現を期待される光機能には、光誘起による絶縁体−金属転移、磁化制御、超伝導、イオン伝導などがあり、静的な性質では頭打ちの性能指数の大きな飛躍を目指すことができます。

このような研究の現状を鑑みると、量子ビームどうしや試料作製などの間の連携が急務となっています。本研究会では、X線、レーザー、電子線などの量子ビーム を使った研究者はもちろんのこと、試料作製、理論などの研究者も取り入れることで、今後の光機能とそのダイナミクスに関する新しい物質科学に向けた新しい研究コミュニティーです。主な活動は、定期的な研究会の開催、応用物理学会講演会シンポジウムの企画などを行っています。

 

 

【お知らせ】

 

2022年度第9回光機能研究会のご案内

 

日時:2023224日(金)16:0017:00

講演:吉川 尚孝 氏(東大理)

「強磁性ワイル半金属Co3Sn2S2の全光学磁化反転による

不揮発的カイラリティスイッチング」

 

講演はZoomを用いてWeb上にて開催いたします。

参加ご希望の方は、和達大樹(兵庫県立大)までご連絡下さいますよう

お願いします。

 

皆様奮ってご参加の程よろしくお願いいたします。

 

2023123日)

 

2022年度第8回光機能研究会のご報告

  

2023127日(金)16:0017:00の日程で、2022年度第8回光機能研究会を行いました。

講師に甲南大理工の高吉慎太郎氏を迎え、「レーザー駆動超高速スピントロニクスの理論」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、10名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある会となりました。

  

2023127日)

 

2022年度第7回光機能研究会のご報告

  

20221212日(月)13:3016:30の日程で、2022年度第7回光機能研究会を行いました。

東工大院理の平原 徹氏、京大院理の足立 俊輔氏から、それぞれ「新奇な原子層物質の開拓とその表面界面ナノ量子物性」、「微小流体チップを用いた液膜ジェットの生成と水の窓 軟X線過渡吸収分光への応用」というタイトルでご講演いただきました。

今回対面の会場(東工大・田町キャンパス)とZoomを用いたWebのハイブリッド講演会として開催し、9名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある会となりました。

 

20221214日)

 

2022年度第6回光機能研究会のご報告

 

2022114日(金)16:0017:00の日程で、2022年度第6回光機能研究会を行いました。

講師に東北大金研の木俣基氏を迎え、「大きな異常ホール効果を生み出す磁気八極子秩序の軟X線磁気円二色性」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、13名の方に参加いただきました。盛況な会となりました。

 

2022114日)

 

2022年度第5回光機能研究会のご報告

 

2022107日(金)16:0017:00の日程で、2022年度第5回光機能研究会を行いました。

講師に神大分子フォトの橋英幸氏を迎え、「多周波発振高周波ジャイロトロンを用いた磁化検出型電子スピン共鳴測定法の開発」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、11名の方に参加いただきました。質疑応答のある盛況な会となりました。

 

2022108日)

 

2022年度第4回光機能研究会のご報告

 

202285日(金)10:3011:30の日程で、2022年度第4回光機能研究会を行いました。

講師に三重大工の松井龍之介氏を迎え、「3Dプリンタで作製する光セクショニング構造化照明顕微鏡」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、13名の方に参加いただきました。質疑応答のある盛況な会となりました。

 

202285日)

 

2022年度第3回光機能研究会のご報告

 

202278日(金)15:3017:00の日程で、2022年度第3回光機能研究会を行いました。

兵県大理の高橋 龍之介氏、千葉大工の吉田 弘幸氏から、それぞれ「NiCo2O4薄膜における超短パルスレーザー誘起磁気ダイナミクスの観測」、「角度分解低エネルギー逆光電子分光の開発と有機半導体の伝導帯測定とポーラロン形成」というタイトルでご講演いただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、21名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある盛況な会となりました。

 

202279日)

 

2022年度第2回光機能研究会のご報告

 

202256日(金)16:0017:00の日程で、2022年度第2回光機能研究会を行いました。

講師に兵県大理の山田大智氏を迎え、「時間分解顕微分光法による酵素タンパク質の分子メカニズム研究」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、9名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある会となりました。

 

202257日)

 

2022年度第1回光機能研究会のご報告

 

202248日(金)16:0017:00の日程で、2022年度第1回光機能研究会を行いました。

講師に京大理の山根聡一郎氏を迎え、「ナノラジアン分解能を持つKerr効果測定の確立と時間反転対称性破れの模索」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、14名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある盛況な会となりました。

 

(なお、予定していました高橋龍之介氏(兵県大理)のご講演「NiCo2O4薄膜における超短パルスレーザー誘起磁気ダイナミクスの観測」は、7月に延期となりました。)

 

202249日)

 

2022年第69回春季学術講演会シンポジウム

 

2022322日に、第69回春季学術講演会 シンポジウム (T9)

可視光からX線によるイメージングーその汎用性の探求ー

が開催されました。

 多くの方の聴講があり、盛況な会となりました。

 

2022322日)

 

2021年度第10回光機能研究会のご報告

 

2022225日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第10回光機能研究会を行いました。

講師に東北大多元研の寺内正己氏を迎え、「顕微SXESの実用化とその材料研究への応用について」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、11名の方に参加いただきました。盛況な会となりました。

 

2022226日)

 

2021年度第9回光機能研究会のご報告

 

2022111日(火)16:0017:00の日程で、2021年度第9回光機能研究会を行いました。

講師にHelmholtz-Zentrum Dresden-Rossendorfの山本真吾氏を迎え、「強磁場下X線分光で見る磁場誘起相転移現象」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、9名の方に参加いただきました。活発な議論のある会となりました。

 

2022112日)

 

2021年度第8回光機能研究会のご報告

 

20211210日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第8回光機能研究会を行いました。

講師にJASRIの水牧仁一朗氏を迎え、「磁区画像データ解析の新たな試み」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、14名の方に参加いただきました。盛況な会となりました。

 

20211211日)

 

2021年度第7回光機能研究会のご報告

 

2021115日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第7回光機能研究会を行いました。

講師にQSTの佐々木拓生氏を迎え、「放射光その場X線回折による窒化物半導体表面界面のリアルタイム構造解析」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、11名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある盛況な会となりました。

 

2021115日)

 

2021年度第6回光機能研究会のご報告

 

2021108日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第6回光機能研究会を行いました。

講師に東大理の中林耕二氏を迎え、「多様な光学特性を示す磁性錯体の構築」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、12名の方に参加いただきました。活発な議論のある盛況な会となりました。

 

20211012日)

 

2021年度第5回光機能研究会のご報告

 

202186日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第5回光機能研究会を行いました。

講師に東北大理の伊藤弘毅氏を迎え、「電子型強誘電ドメイン構造が示す光・テラヘルツダイナミクス」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、16名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある盛況な会となりました。 

 

202186日)

 

2021年度第4回光機能研究会のご報告

 

202172日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第4回光機能研究会を行いました。

講師に東大物性研の中島多朗氏を迎え、「J-PARC MLFでの中性子小角散乱・反射率測定を用いた物質研究 -長周期らせん磁気秩序と界面磁性を例として-」というタイトルでご講演をいただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、12名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある会となりました。 

 

202173日)

 

2021年度第3回光機能研究会のご報告

 

202164日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第3回光機能研究会を行いました。

講師にNIMSの佐々木悠太氏を迎え、「強磁性金属/非磁性重金属ヘテロ構造におけるテラヘルツ波放射と光励起スピン流」というタイトルでご講演いただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、18名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある盛況な会となりました。 

 

202164日)

 

2021年度第2回光機能研究会のご報告

 

202157日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第2回光機能研究会を行いました。

講師に台湾NSRRCの岡本淳氏を迎え、「3 GeV放射光施設Taiwan Photon Sourceの軟X線領域共鳴非弾性X線散乱 ホールドープ銅酸化物超伝導体の音響プラズモン」というタイトルでご講演いただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、16名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある盛況な会となりました。 

 

202158日)

 

2021年度第1回光機能研究会のご報告

 

202142日(金)16:0017:00の日程で、2021年度第1回光機能研究会を行い、2名の講師にご講演いただきました。

東大新領域の佐藤樹氏は「電磁場による反強磁性磁壁駆動の直接観察−磁性研究における磁気キラル効果の活用−」というタイトルで、マックス・プランク研の中田勝氏は「一軸圧力下における銅酸化物超伝導体YBa2Cu3O6.67の輸送特性−X線散乱実験と関連して−」というタイトルでご発表されました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、17名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある盛況な会となりました。

 

202142日)

 

2021年第68回春季学術講演会シンポジウムのご報告

 

2021316日に、第68回春季学術講演会 シンポジウム (T9)

協奏的量子ビーム利用による実用材料研究のススメ

ー新しいビームはいかがですかー

がオンラインで開催されました。

 多くの方が聴講され、大盛況のシンポジウムとなりました。

 

2021316日)

 

2020年度第9回光機能研究会のご報告

 

202125日(金)16:0017:00の日程で、2020年度第9回光機能研究会を行いました。

講師にFree University Berlin and Max-Born InstituteIlie Radu氏を迎え、「Controlling Magnetism by Light」というタイトルでご講演いただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、18名の方に参加いただきました。活発な議論のある盛況な会となりました。

 

202125日)

 

2020年度第8回光機能研究会のご報告

 

2021115日(金)13:3014:30の日程で、2020年度第8回光機能研究会を行いました。

講師に東大物性研の山添康介氏を迎え、「軟X線発光分光でみた高分子ブラシ中の水の電子状態」というタイトルでご講演いただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、17名の方に参加いただきました。活発な質疑応答のある盛況な会となりました。 

 

2021115日)

 

2020年度第7回光機能研究会のご報告

 

2020124日(金)13:3014:30の日程で、2020年度第7回光機能研究会を行いました。

講師にSLAC National Accelerator Laboratoryの佐藤尭洋氏を迎え、「LCLSの光源・ビームライン高度化と光物性研究への展開—放射光とレーザーのもう一歩進んだ融合へ—」というタイトルでご講演いただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、16名の方に参加いただきました。活発な議論のある盛況な会となりました。 

 

2020127日)

 

2020年度第6回光機能研究会のご報告

 

2020116日(金)16:0017:00の日程で、2020年度第6回光機能研究会を行いました。

講師にマックス・プランク研の鈴木博人氏を迎え、「テンダーX線共鳴非弾性X線散乱(RIXS)によるルテニウム化合物の励起スペクトル」というタイトルでご講演いただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、17名の方に参加いただきました。活発な議論のある盛況な会となりました。

 

2020119日)

 

2020年度第5回光機能研究会のご報告

 

2020109日(金)13:3014:30の日程で、2020年度第5回光機能研究会を行いました。

講師に阪大基礎工の内田幸明氏を迎え、「XMCD-PEEMによる液晶観察—微弱な磁気相互作用のイメージング—」というタイトルでご講演いただきました。

今回Webexを用いたWeb講演会として開催し、8名の方に参加いただきました。活発な質疑応答が行われた研究会となりました。

 

2020109日)

 

2020年第81回秋季学術講演会シンポジウム開催のご報告

 

202098日に、第81回秋季学術講演会 シンポジウム

「様々な量子ビームを用いた薄膜の光機能の探究」

がオンラインで開催されました。

 多くの方が聴講され、大盛況のシンポジウムとなりました。

 

202099日)

 

2020年度第4回光機能研究会のご報告

 

202087日(金)10:3011:30の日程で、2020年度第4回光機能研究会を行いました。

講師に北大電子研の三上秀治氏を迎え、「超高速蛍光イメージングー顕微鏡の基礎から生命科学への応用までー」というタイトルでご講演いただきました。

今回Webexを用いたWeb講演会として開催し、11名の方に参加いただきました。活発な議論のある盛況な会となりました。

 

202087日)

 

2020年度第3回光機能研究会のご報告

 

202073日(金)10:3011:30の日程で、2020年度第3回光機能研究会を行いました。

講師にUCバークレーの高三和晃氏を迎え、「高強度レーザーや強電場を利用した強相関物質の動的物性制御」というタイトルでご講演いただきました。

今回Webexを用いたWeb講演会として開催し、24名の方に参加いただきました。活発な議論のある盛況な会となりました。

 

202073日)

  

2020年度第2回光機能研究会のご報告

 

202065日(金)15:3016:30の日程で、2020年度第2回光機能研究会を行いました。

講師にNTT基礎研の小栗克弥氏を迎え、「アト秒高次高調波で探るペタヘルツスケール光物性」というタイトルでご講演いただきました。

今回Webexを用いたWeb講演会として開催し、19名の方に参加いただきました。活発な議論のある盛況な会となりました。

 

202065日)

 

2020年度第1回光機能研究会のご報告

 

202051日(金)13:3014:30の日程で、2020年度第1回光機能研究会を行いました。

講師に東大理の吉川尚孝氏を迎え、「強相関物質のテラヘルツ光による研究」というタイトルでご講演いただきました。

今回Zoomを用いたWeb講演会として開催し、29名の方に参加いただき、盛況な会となりました。

 

202051日)

 

光機能研究会発足のお知らせ

 

このたび「埋もれた界面のX線・中性子解析研究会」を引継ぎ、「量子ビームによる表面界面の光機能探究研究会」(略称:光機能研究会)が新たに設立されました。

ご関係の皆様方には、是非、この光機能研究会に積極的にご参加くださいますようお願いいたします。

 

委員長:和達大樹(兵庫県立大)

 

2020430日)

© 2020 量子ビームによる表面界面の光機能探究研究会 All Rights Reserved.