光は、医療、エネルギー、情報、通信、一次産業、天文、建築等に関わるあらゆる科学技術に応用され、また、人類の幸福や芸術、文化などの発展に貢献していることから、国連は2015年を「国際光年」と制定し、光科学技術の普及・啓蒙に努める期間として盛り上がりました。このような光科学技術の継続的な振興を図ることの重要性は、光に携わる研究者の共通の認識となっています。
そこで、学振130委員会が2007年より光速(約3×108m/s)にちなんで3月8日を『光の日』と定めて活動してきたことを踏まえ、光関連学会が毎年この日に合同記念イベントを行うことを提案し、この度、第1回目シンポジウムを開催することとなりました。なお、第1回目は準備の都合から国内的催しとしますが、将来的には『光の日』を国際的な記念日として催しを行うよう発展させていきたいと考えています。
- 主催
- 一般社団法人 日本光学会、独立行政法人 日本学術振興会 光エレクトロニクス第130委員会、
一般社団法人 レーザー学会、公益社団法人 応用物理学会 フォトニクス分科会 - 共催
- 国立大学法人 筑波大学
参加費
シンポジウム参加費 | 無料(webにて事前申込。220名で締切。当日参加も受付予定) |
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意見交換会参加費 | 2,000円(webにて事前申込。当日現金払。茗渓会館予定) |
アクセス
場所:筑波大学東京キャンパス文京校舎1階134講義室
〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1
丸ノ内線茗荷谷(みょうがだに)駅下車「出口1」徒歩5分
http://www.tsukuba.ac.jp/access/bunkyo_access.html
プログラム(講師:講演30分+質疑5分)
13:00-13:05 | 開会の辞 | |
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13:05-13:25 | 『光の日』制定について:フォトンの不思議と恩恵 小林 駿介(山口東京理科大学・名誉教授,前々学振130委員会委員長) |
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13:25-14:00 | 南極で切り開く天文学-南極望遠鏡計画- 中井 直正(筑波大学・教授) |
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14:00-14:35 | 光コムによる光波の超精密制御とその応用 美濃島 薫(電気通信大学・教授,JST,ERATO美濃島知的光シンセサイザ・研究総括) |
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14:35-15:10 | X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA(さくら)」 石川 哲也(理化学研究所・放射光科学総合研究センター・センター長) |
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15:10-15:30 | (休憩) | |
15:30-16:05 | 光の顕微鏡:収差と波長の壁を超えて 河田 聡(大阪大学・教授,理化学研究所・名誉研究員) |
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16:05-16:40 | 量子ドットがもたらす光技術の新展開 荒川 泰彦(東京大学・教授,ナノ量子情報エレクトロニクス機構長) |
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16:40-17:15 | 光の日,音の日:光エレクトロニクスの玉手箱より 伊賀 健一(東京工業大学・名誉教授・前学長) |
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17:15-17:20 | 閉会の辞 | |
17:30-19:00 | 意見交換会(講師の方々を交えたフリーディスカッション)(会場:茗渓会館予定) |
『光の日』合同シンポジウム実行委員会
実行委員長:宮本智之(東工大)【連絡先:tmiyamot@pi.titech.ac.jp,TEL 045-924-5059】
実行副委員長:神成文彦(慶応大)、芦原聡(東大生研)、塩田達俊(埼玉大)
実行委員:奥平陽介(ニコン)、渡邉恵理子(電通大)、荒川太郎(横国大)、田邉孝純(慶応大)
顧問委員:黒田和男(宇都宮大)、黒川隆志(農工大)、他依頼中