第7回「イオンビームによる表面・界面解析」

主催

応用物理学会・薄膜表面物理分科会

共催

岡山理科大学学術フロンティア「粒子線と物質の相互作用に関するシミュレーション科学の新たなる展開を目指す総合研究」

協賛

日本物理学会、日本表面科学会、日本真空協会

標記の研究会を下記の通り開催致しますので,多数の方々のご発表とご参加をお願いしたく,ご案内致します.

日時

平成18年12月8日(金)12時30分~18時10分
        12月9日(土) 9時~15時30分

場所

岡山理科大学 25号館8階 理大ホール
   〒700-0005 岡山市理大町1-1
   TEL: 086-252-3161
http://www.ous.ac.jp/access.php

懇親会

12月8日(金)18時15分~(参加費:3,000円)

定員

100名(研究会と懇親会に参加される場合は,11月30日(水)までにお申し込み下さい.)

参加費

応用物理学会 薄膜・表面物理分科会会員 1000円
    一般 2000円
    学生 無料

連絡先

〒700-0005 岡山市理大町1-1
岡山理科大学 理学部応用物理学科
金子敏明
TEL:086-256-9420 FAX: 086-256-9420
E-mail: kaneko@dap.ous.ac.jp


プログラム

2006年12月8日(金)

◆12:30-13:10(招待講演)
Studies on ultrathin metal films using grazing ion surface scattering
(Institut fur Physik, Humboldt Universitat Berlin)H. Winter

◆13:10-13:30
高分解能RBSによるTi/HfO2/SiO2/Si(001)の界面反応の観察
(京都大学 院工)藤吉旭, 中嶋薫, 鈴木基史, 木村健二

◆13:30-14:00(招待講演)
原子クラスタービームによる物質電子系の撹乱と応答
(筑波大 院数理物質a, 筑波大応用加速器部門b, 岡山理大理c) 工藤博a, 冨田成夫a, 笹公和b,石井聡b, 金子敏明c

< 14:00-14:10   休 憩  Break  >

◆14:10-14:40(招待講演)
高エネルギー重イオンと結晶: オコロコフ効果研究における新展開
(首都大学東京 院理工a, 東大院総合b, 理研 原子物理c, 放医所d) 東俊行a, 中野祐司a,井上岳史a, 近藤力b, 畠山温b, 小牧研一郎b, 中井陽一c, 山崎泰規b,c, 高田栄一d, 村上健d

◆14:40-15:00
固体表面で散乱された中エネルギー軽イオンの荷電変換過程
(立命館大学理工)渋谷和樹, 岡沢哲晃, 西村智朗, 城戸義明

◆15:00-15:20
CAICISSによるZrB2(0001)表面の解析
(大阪大学 院工a, 京都大学 院工b) 首藤浩文a, 藤井俊治郎a, 宮前暢彦a, 岸田優a, 村田裕也a, 本好謙司a, Robert D. Armitage b, 須田淳b, 木本恒暢b, 本多信一a, 片山光浩a

◆15:20-15:40

サイクロトロン軌道を利用したRBS分析装置の開発
(神戸製鋼所 電子技術研究所a, 生産システム研究所b) 一原主税a, 小林明a, 濱田衛a, 井上浩司a, 和佐泰宏b, 井上憲一a

< 14:40-14:50  休 憩  Break  >

◆15:50-16:20(招待講演)
重イオンマイクロビームを用いた細胞1個の狙い撃ち照射
(原子力機構 高崎量子応用研究所 量子ビーム応用研究部門)小林泰彦

◆16:20-16:40
電子線照射により作られる結晶表面ステップのイオン散乱への影響
(大阪教育大学 理学教育)深澤優子, 塩見祐樹, 光原圭, 松本雄吾, 鈴木康文

◆16:40-17:00
IBADによるMgO複合材料薄膜作製と二次電子放出率の測定
(京都大学 院工1, 京都薄膜研究所2, 京都大学国際融合創造センター3)中尾彰宏1, 田中義和1, 2,井出亜星3  

<  17:00-17:10   休 憩  Break   > .

◆17:10-17:30
金属―酸化物界面における電子励起ミキシング ―ラザフォード後方散乱法による評価―
(大阪府立大学 院工)岩瀬彰宏

◆17:30-17:50
重イオンPIXEによる微量元素の化学状態分析
(東北大院工)ツァンダヴァーアマルタイバン, 石井慶造, 山崎浩道, 松山成男, 菊池洋平

◆17:50-18:10
クラスターイオンによる二次イオン生成とそのSIMS分析法への応用
(京大工附属量子理工a, 京大院工原子核b)松尾二郎a, 二宮啓a, 市木和弥b, 中田由彦b, 瀬木利夫a, 青木学聡a

<  18:15-20:00  懇 親 会   > 

2006年12月9日(土)

◆9:00-9:40(招待講演)
Fragmentation of biomolecules induced by slow particle impact - an overview on European activities
(Centre Interdisciplinaire de Recherche Ions Lasers(CIRIL), France )  B. Huber

◆9:40-10:10(招待講演)
荷電粒子と絶縁体の相互作用–先細単ガラスキャピラリーによるイオンのガイディング効果
(東大院総合, 理研)山崎泰規

◆10:10-10:40(招待講演)
キャピラリーを用いた15Nイオンのマイクロビーム化と固体中水素分布の3次元計測
(東大生産研a, 東北大核理研b, 高知工大電光シスc, 三菱重工d, 東大院工e)関場大一郎a, 米村博樹b, 根引拓也c, Markus Wildea, 小倉正平a, 山下博a, 松本益明a, 福谷克之a, 岡野達雄a, 笠木治郎太b, 成沢忠c, 岩村康弘d, 伊藤岳彦d, 栗林志頭真d, 松崎浩之e

<  10:40-10:50  休 憩  Break  > 

◆10:50-11:10
多価イオン-表面衝突による2次粒子放出現象
(電通大 レーザー, JST/CREST)戸名正英, 渡辺裕文, 大谷俊介

◆11:10-11:30
高分解能RBS法によるInAlGaN/AlGaN単一量子井戸構造の評価
(山口大学 院理工)作田寛明, 福井剛, 宮地努, 倉井聡, 田口常正

◆11:30-11:50
He+イオン散乱分布におけるイオン収量の振動構造の研究
(名大院工)政家圭秀, 加藤政彦, 八木伸也, 曽田一雄

◆11:50-12:10
プロトン後方散乱法を用いた遷移金属窒化物薄膜の窒素組成分析
(京都大学 院工)後藤康仁, 神澤太郎, 瀬戸島範幸, 藤井亮一, 辻博司, 石川順三

<  12:10-12:50   昼 食 lunch   >

◆12:50-13:20(招待講演)
薄膜を通過させたMeVクラスターイオン構成原子の電荷のクラスター形状依存性
(原子力機構 高崎量子応用研究所 放射線高度利用施設部a, 先端基礎研究センターb)斉藤勇一a, 千葉敦也a, 鳴海一雅b

◆13:20-13:40
MeVイオンによる分子の電離と分解
(京大院工, 量子理工学研究実験センター) 伊藤秋男

◆13:40-14:00
酸化物セラミックに注入されたDの水蒸気接触によるHとの置換速度の温度依存
(東北大 金研a, 名城大 理工b, TYKc, 名大 エコ研d, 名大・工e) 土屋文a, 永田晋二a, 森田健治b, 片平幸司c, 有田裕二d, 吉野正人e, 柚原淳司e, 石島達夫e, 菅井秀郎e

◆14:00-14:20
低速イオンビーム散乱装置・自作における注意点
(大阪府立大 院理)梅澤憲司

       <  14:20-14:30  休 憩  Break   >

◆14:30-14:50
200-MeV/uのNi28+,27+イオンの荷電変換断面積における密度効果
(奈良女子大学 理)小川英巳

◆14:50-15:10
振動子強度スペクトルに基づいた原子及び分子の平均励起エネルギー
(奈良女大, 京大a, アルゴンヌ国立研究所b)鎌倉幸恵, 坂本直樹, 小川英巳, 土田秀次a,井口道生b

◆15:10-15:30
陽電子消滅その場計測によるMeVイオン照射中における空孔型欠陥生成
(京大1, 東大2, 原子力機構東海3, KEK4, 奈良女子大5) 土田秀次1, 岩井岳夫2, 北垣卓1, 足立旬1,秋吉優史1, 伊藤秋男1, 片山一郎3, 鄭淳讃4, 小川英巳5, 坂本直樹5

更新:2006/12/8