分科会の目的と事業

目的

薄膜ならびに固体表面に関する科学・技術は関連諸技術の進歩とともに、基礎・応用の広範な分野にわたり著しい発展を遂げ、基幹科学・技術の一翼を担っています。最近では、原子・分子層を制御する薄膜形成技術、各種計測・分析技術や、計算物理に基づく物質設計技術、新奇な機能性材料の創成が夢ではなくなってきています。

本分科会は、薄膜ならびに表面の科学・技術に関心を持つ研究者・技術者の集まりで、薄膜・表面物理の領域および関連分野における科学・技術の向上発展に寄与することを目的として1970年に設立され、約600名の会員を擁しています。

事業

前記の目的を達成するために、薄膜・表面物理に関する次の事業を行います。

  1. 国際シンポジウム (応用物理学会主催および分科会主催)
  2. 薄膜・表面物理セミナー (薄膜・表面物理に関する共通テーマ、夏季)
  3. 薄膜・表面物理基礎講座 (薄膜・表面物理の基礎となるテーマ、冬季)
  4. 特別研究会 (薄膜・表面物理の特定のテーマ)
  5. 研究会 (薄膜・表面物理に関するトピックス、主催・共催・後援)
  6. シンポジウムおよびチュートリアル (応用物理学会、春季・秋季学術講演会にて主催・共催)
  7. News Letterの刊行 (研究報告・解説、会員相互の連絡ならびに分科会活動報告)
  8. 分科会表彰(奨励賞、論文賞)

将来検討WG報告

将来検討WG報告 (News Letter No.151 (August 2015)に掲載済)