セミナー:量子コンピュータの現状とハードウェア研究最前線

第49回 薄膜・表面物理セミナー (2021)

詳細PDF:第49回薄膜表面物理セミナーポスター

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海外メーカが超伝導量子アニーリングマシンの商用ハードウェアを発売して以来、量子コンピュータへの期待が高まっており、国内でも社会実装に向けた取り組みも活発化しています。一方、克服すべき課題も多く、現在の汎用コンピュータのように利用できるようになるまでには、時間がかかると言われています。現在主流の量子コンピュータは、超伝導量子ビットを用いておりますが、他にも様々な原理や材料を用いた量子計算手法が提案されており、実用化に向けた研究開発が進められています。すなわち、量子コンピュータのハードウェア研究は、当分科会で扱う材料物理との関連が深い分野です。本セミナーでは、超伝導量子コンピュータの基礎・現状・研究動向について解説するとともに、トポロジカル絶縁体を用いたマヨラナ量子ビット、シリコン量子ドットを用いたスピン量子ビット、光量子コンピュータの最新研究動向を紹介します。

日時:2021年7月15日(木) 10:00-16:25

場所:ウェブ開催(お申込みいただいた方にご案内致します。録音・録画等禁止です。)

プログラム

日時 講演テーマ 講師
(敬称略)

7

15

(木)

10:00-10:05 開会
10:05-10:55 量子アニーリングによる量子 コンピュータ研究開発の現状 西森 秀稔
(東工大)
10:55-11:40 材料・プロセス技術者のための量子コンピュータ入門: 基礎から最先端まで 川畑 史郎
(産総研)
11:40-13:00 休憩
13:00-13:45 超伝導量子集積回路のプロセス開発とその課題 牧瀬 圭正
(天文台)
13:45-14:30 トポロジカル量子コンピューティング ーマヨラナ粒子の探索と量子ビットへの応用ー 石橋 幸治
(理研)
14:30-14:50 休憩
14:50-15:35 シリコン量子コンピュータに向けた基盤技術と物理に関する研究 小寺 哲夫
(東工大)
15:35-16:20 光量子コンピュータの現状と展望 武田 俊太郎
(東大)
16:20-16:25 閉会

 

参加費,テキスト代,消費税を含む.

薄膜・表面物理
分科会会員*
応用物理学会会員**
協賛学協会会員
学生 その他
10,000円 15,000円 3,000円 25,000円

* 薄膜・表面物理分科会賛助会社の方は分科会会員扱いといたします.

** 応用物理学会賛助会社の方は,応用物理学会会員扱いといたします.

現在非会員の方でも,参加登録時に薄膜・表面物理分科会(年会費:正会員:2,200円(学生・院生:500円),準会員:3,000円(学生・院生:500円))にご入会いただければ,本セミナーより会員扱いとさせていただきます.

http://www.jsap.or.jp/join/index.html

より入会登録を行い,仮会員番号を取得後,本セミナーにお申込みください.(年会費をセミナー参加費と同時にお振込なさらないでください.)

参加申込期間:

2021年3月18日(木)~7月9日(金)

参加申込方法:

本ページ上部にある登録フォームから参加登録をお願いします.
参加登録完了後,ご連絡いただいた期日までに,下記銀行口座に参加費をお振込みください.
原則として参加費の払い戻し,請求書の発行はいたしません.

参加費振込期間:

2021年7月9日(金)まで

参加費振込先:

三井住友銀行 本店営業部(本店でも可)
普通預金 口座番号:9474715
公益社団法人 応用物理学会 薄膜・表面物理分科会
シャ) オウヨウブツリガッカイ ハクマクヒョウメンブツリブンカカイ

企画に関する問合せ先:

産業技術総合研究所 宮田典幸
E-Mail: nori.miyata@aist.go.jp
東京工業大学 神谷利夫
E-Mail: tkamiya@msl.titech.ac.jp

参加登録問合せ先:

応用物理学会 事務局 分科会担当 福井 正幸
TEL: 03-3828-7723  FAX: 03-3823-1810
e-mail: fukui@jsap.or.jp

更新:2021/3/16