2015年秋季「産学協働の広場―企業の課題相談会―」のご案内
- 大多数の企業が基礎研究を縮小している現在、応用物理学関連の基礎研究は大学などの公的研究機関がほぼ一手に担っています。しかし、大学の基礎研究は産業に移転される機会が少ないため、次世代の産業の育成が困難な状況です。一方、企業は日々の開発や量産のなかで山積する課題に追われていますが、これらの課題を大学などの研究機関と共有してはいませんでした。これらの解決のため、応用物理学会 産学協働研究会では、産業界の課題解決と大学の基礎研究が結びつく産学協働の在り方を目指して「産学協働の広場」を企画しました。初回となる今回は、企業が抱える課題や学会で未解決の問題を提示して頂き、大学などの公的研究機関の研究者が来場して議論する形式の相談会を開催いたします。是非参加をご検討くださいますよう、よろしくお願いいたします。
- 目的:産から学、官に課題を説明する。産官学が自由に議論、交流する。
- 主催:応用物理学会 産学協働研究会
- 開催期日:2015年9月14日(月) 午後1時30分~5時
- 開催場所:名古屋国際会議場ホール(応用物理学会 秋季講演会会場)
- 参加費:無料
- 使用言語:日本語
- 参加グループ:応用物理学関連の産業における課題を持つ企業、技術組合、研究会、有志等。
- 形式:相談スペースを併設したブース前にて企業等に課題を提示して頂き、来場する学、官の研究者と自由に議論、交流して頂く。提示方法の形式は問わない。ポスターでもA41枚でも可。産学官ともに若手研究者の来場を促進する。
- 想定する企業等の課題
- 現在進行中の開発課題、量産課題:大学からは見えにくい現場の課題。
- 企業の将来技術につながる核心技術課題:より基礎研究に近い企業側のニーズ。
- 期待される効果
- 産業のニーズにより直結した新しい形の産学連携が生まれる。
- 学生が産業の現場と直結した学位研究を行うことで、基礎と応用の連関に通底した人材育成が可能となる。
- 世話人:堂免恵(産学協働研究会委員長、湧志創造)(メール送信)
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