趣旨

近年のデータ・情報科学技術の発展は現代社会に大きな変革をもたらそうとしています。 データ・情報科学を援用した新しい研究が数多く創出され、機械学習、深層学習など人工知能の技術を使った目覚ましい成果があげられています。 材料分野では新しい潮流として、データ科学を使った新しい材料科学、マテリアルインフォマテックスが注目されています。 また計測にデータ・情報科学を援用する計測インフォマティクスも大きな広がりを見せています。  このようなデータ・情報科学の技術活用の広がりは、応用物理学分野も例外ではありません。 学術講演会でのインフォマティクを使った関連講演の数は増加しています。 従来のマテリアルズインフォマティクスや計測インフォマティクスの枠組みに納まらない新しい研究動向もはじまっており、 今後のこの分野の成長が大きく期待されています。 しかし、基本的なデータの不足や、機械学習上の課題も指摘されており、標準的なツールとして普及するまでには課題が山積しています。 これらの問題や課題、世界の潮流を産業界と学界で議論し、情報を共有する場として応用物理学会の支援をうけて、 新領域グループ「インフォマティクス応用研究グループ」を設置します。