公益社団法人応用物理学会 結晶工学分科会主催
第162回結晶工学分科会研究会
共催:東北大学大学院環境科学研究科 / 協賛:高輝度光科学研究センター
結晶工学と放射光実験の関係性
◇ 日時:2025年4月23日(水)13:00~17:00
◇ 形式:東北大学青葉山新キャンパス 環境科学研究科 本館 4階 講義室4、
ハイブリッド開催(Zoom),NanoTerasu
東北大学青葉山キャンパスに建設された最先端の3GeV高輝度放射光施設であるNanoTerasu(ナノテラス)が2024年4月から運用が開始され,2025年3月から共用が開始されました.電子を光速近くまで加速して電磁石で曲げた際に得られる放射光を利用して物質表面の性質等を調べることが可能な放射光施設は,基礎研究から産業分野まで広範に利用されてきており,当然結晶材料に対しても構造や機能性の解明に大きく貢献してきました.今回は,昨年度から運用が始まったNanoTerasuに合わせて,放射光施設の役割と結晶工学における放射光実験の関わりを理解するため,NanoTerasuを含めた放射光施設に関わりの深い先生方に放射光実験における基礎から応用までを含めた御講演を頂くとともに,NanoTerasuを見学する研究会を企画しました.今回のNanoTerasu見学は通常の見学ホールに加えて,実際に放射光実験を行っている実験ホールも見学頂けます.放射光を利用した研究とNanoTerasuの見学によって,結晶工学を中心とした分野で活動されている研究者・技術者の皆様が,結晶材料における放射光施設の利用への理解を深めるとともに,今後の次世代放射光施設の利用について御議論・御検討頂けると幸いです.
***プログラム***
1 |
13:00~13:10 |
結晶工学分科会幹事長 挨拶 |
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2 |
13:10~13:55 |
結晶工学における高輝度放射光の活用 |
高橋 正光 (量子科学技術研究開発機構) |
3 |
13:55~14:40 |
物質の局所構造を見るXAFS法の原理と応用 |
田渕 雅夫 (名古屋大学) |
4 |
14:40~15:25 |
放射光で解き明かす酸化物絶縁体の電子構造 |
湯川 龍 (東北大学) |
15:25~15:40 |
休憩 |
15:40~16:00 |
NanoTerasuに移動 |
5 |
16:00~17:00 |
NanoTerasu見学 |
結晶工学 分科会会員* |
結晶工学 分科会学生会員 |
応用物理学会会員・
協賛学会会員 |
一 般 |
一般学生 |
3,000円 |
1,000円 |
7,000円 |
10,000円 |
2,000円 |
*分科会賛助会社の方は分科会会員扱い(3,000円)とします.
また,当日ご入会の方も結晶工学分科会会員扱いとします.
決済手数料が別途かかりますがご了承ください. |
問合せ先:
白石 陽子(応用物理学会 事務局) TEL: 03-3828-7723(分科会直通) , E-mail:divisions@jsap.or.jp
熊谷 義直 (東京農工大学) E-mail: 4470kuma@cc.tuat.ac.jp
横田 有為 (東北大学) E-mail: yui.yokota.a5@tohoku.ac.jp
内山 裕士 (高輝度光科学研究センター) E-mail: uchiyama@spring8.or.jp
佐々木 拓生 (量子科学技術研究開発機構) E-mail: sasaki.takuo@qst.go.jp
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