主 催 | Kyutech物性セミナー実施委員会 |
共 催 | 応用物理学会 九州支部 |
開 催 日 時 |
令和5年3月28日(火) 13:30-17:10 |
場 所 | 九州工業大学戸畑キャンパス・コラボ教育支援棟3階セミナー室 (zoomにて同時中継) |
概 要 | 現在の物質科学研究では理論と実験がチームを組んで研究課題に取り組むことが一般化しています。 理論と実験の研究者が共同で知恵を絞り「チームとしての最大限の力」を発揮することが求められています。 今回の講演会ではこうしたチーム研究を主導的に行ない、表面・界面科学、スピントロ二クス、鉄鋼材料研究など物質科学の様々な分野で成果を上げられてきた方々に御講演を頂きます。 |
備 考 | 当日は下記の支部会特別講演に加え、2件の講演(Kyutech特別講演)を開催します。 詳細はこちら(外部サイトに移動します)の「第51回講演会」を御覧ください。無料・予約不要です。 |
講師1 | 13:30-14:20 尾崎 泰助(東大物性研/教授) |
演 題 | 表面構造研究における実験と計算の協奏 |
概 要 | グラフェンのシリコン版であるシリセンは理論的観点から仮想構造として研究されてきた。 近年、理論的産物であったシリセン構造が金属基板上で実験的に見出された。 講演ではシリセンの表面構造研究における実験と計算の協奏に関して第一原理計算を用いた我々の研究を紹介する。 |
講師2 | 14:20-15:10 小田 竜樹(金沢大理工/教授) |
演 題 | 磁気異方性の制御 |
概 要 | 磁性材料は、その不揮発性と省エネルギー性から社会生活に必要不可欠である。 その基礎物性量である磁気異方性エネルギーを現代科学の第一原理から評価することが可能となってきた。 物質中電子のスピン状態と軌道運動状態を間接的に変えることで異方性を制御する。 磁気メモリ材料開発へ貢献する計算物質科学研究の一端を紹介する。 |
講師3 | 15:50-16:40 吉本 芳英 (東大院情報理工/准教授) |
演 題 | 第一原理電子状態計算手法の開発 |
概 要 | 物質の電子状態を計算する手法には様々なものがあり、その中でも密度汎関数法、平面波基底、擬ポテンシャルの組み合わせによるものは汎用性と経済性に優れ幅広く利用されており、著者もこの系統のソフトウエアを開発してきている。 この講演では、差分法によるフォノンの計算手法の改良など著者が近年行ってきた手法拡張の研究を紹介する。 |
世話人 | 小田 勝 九州工業大学大学院工学研究院基礎科学研究系量子物理学部門 電話&Fax: 093-884-3420 email: odamasa[at]mns.kyutech.ac.jp |
支部長 : 林 健司(九州大学)
hayashi[at@]ed.kyushu-u.ac.jp
庶務幹事: 吉武 剛(九州大学)
tsuyoshi_yoshitake[at]]kyudai.jp
ホームページに関する問い合わせ
tate[at]ed.kyushu-u.ac.jp