【研究グループ活動趣旨】
 生体システムではセンシング-情報処理-行動という異なる機能がシームレスに統合し、超低消費電力で動作しています。その根底にはゆらぎ活用(確率共鳴)と多様な階層構造のインターフェイスレスな異機能調和があります。
 トータルバイオミメティクスは、個々の生体機能を総合的に俯瞰し、ゆらぎの中のリズム、異機能間・同種機能間でのシームレスな情報受け渡しの主要素を導き、現象論では留まらないトータル生体システムのアナロジーを物質科学、エレクトロニクスの原理に落とし込み新たな学理を追求します。
 また、応用面ではバイオミメティクス x エレクトロニクス x 物質科学 が融合し、脳型チップ、高感度センサ、筋肉模倣アクチュエーターなどの科学の発展を支え、豊かな社会構築に向け貢献いたします。


Topics      
 ご 案 内  2022年9月22日
13:30~18:30
東北大学 and オンライン開催 (予定)
2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会分科企画シンポジウム
新領域グループ「トータルバイオミメティクス研究グループ」企画
群知能の新展開:生物・ロボット・材料の創発が生み出す知
 "Swarm Intelligence :Emergent Intelligence in a swarm of creatures, robots,   or materials"

 日時:2022年 9月22日(木) 13:30〜18:30
 会場:東北大学 and オンライン


【開催内容】
 群知能とは群を成す個体が単純な相互作用に基づいて振る舞うことで生じる自己組織的な秩序が創発する知能を指します。本シンポジウムでは、生物、ロボット、材料などの多様な群で観察される群知能に関して先導的な研究を展開する研究者を講師に迎えて最新の研究についてご講演いただき、その将来展望について議論します。

講演者(敬称略)
 ・大須賀 公一(大阪大学)
 「知の源泉はどこにあるのでしょう?-現象論的アプローチ-」
 ・角五 彰(北海道大学)
 「アクティブマター“群”のタスク遂⾏能⼒」
 ・村上 久(京都工芸繊維大学)
 「群れの⾃⼰組織化を促す相互予期」
 ・松野 ⽂(京都大学)
 「群⾏動の理解から群知能の創出をめざして」
 ・澤井 哲(東京大学)
 「アメーバ集団による細胞外建築」
 ・栗原 聡 (慶應義塾大学)
 「創発を活⽤する群知能型システムへの期待」

講演会・シンポジウム 2022年1月27日
13:55~17:40
オンライン開催(終了)
第2期第2回 トータルバイオミメティクス研究グループ 合同シンポジウム
バイオミメティクスと群知能


 日時:2022年 1月27日(木) 13:55〜17:40
 会場:オンライン(Teams)
 
参加申込は締め切りました。

【開催趣旨】
 生体群などでみられる自律系の集合的な振る舞いは、ときに目的に対して知的に振舞うように見え、そのプロセスは驚くほど柔軟性と頑強性に富んでいます。次世代エレクトロニクスや新規機能材料の開発においては、このような集団の機能発現メカニズムを組み込んでいくことが重要になっていくと思われます。そこで本研究会では、群知能や自律系を専門とされる先生方に最新の研究の取り組みをご紹介いただきます。

講師の先生方(敬称略)
 ・栗原 聡 (慶應義塾大学)
 「創発を活用する群知能型システムへの期待」
 ・加納 剛史(東北大学)
 「新たな自律分散制御の枠組みの構築を目指して~理学・工学の垣根を超えたアプローチ~」
 ・萩谷昌己(東京大学)
 「ゲルオートマトンの計算可能性と自己安定性」
 ・角五 彰(北海道大学)
 「自律的に駆動する物質『アクティブマター』の群れにみられる非線形的な機能」
 ・村上 久(京都工芸繊維大学)
 「相互予期に基づく群れの自己組織化」

講演会・シンポジウム 2022年1月12日
13:00~17:45
オンライン開催(終了)
第2期第1回 トータルバイオミメティクス研究グループ 基礎講座
群れが生み出す知能の源泉:基礎から学ぶ群知能


 日時:2022年 1月12日(水) 13:00〜17:45
 会場:オンライン(Teams)
聴講者が40名を超え、非常に活発な意見が交わされました。
皆様ありがとうございました。


【開催趣旨】
 群れが生み出す知能とは?個々の行動の相互作用は単純だが、その相互作用が生み出す秩序は合理的であり、環境変化においても優れた対応能力を示す。アリや蜂といった社会性を持つ昆虫は、司令塔の指示通りに仕事の役割が与えられ、餌の確保、巣作りがされているように見える。しかしながら、長年の研究で、個々の活動を管理している様子もなく群内での協調行動が自己組織化され、様々な状況に応じて個々の相互作用から全体の協調が生み出されている。このように司令塔を持たず個々の協調から生まれる知能を群知能と呼び、ネット回線網や工場の生産ラインへの応用が進んでいる。今回の基礎講座では、人工知能と相補的な関係性のある群知能に焦点を当て、最前線で群知能をご研究されている先生方を講師に迎え、その基礎から学ぶ講座をご用意しました。参加費について、学生は無料、学生以外の方はトータルバイオミメティクス研究グループに入会(入会費無料)頂ければ5,000円となっておりますので奮ってご参加ください。
・キーワード:群知能、自己組織化、人工知能、ロボティクス、粘菌アメーバ

講師の先生方(敬称略)
 ・大須賀 公一 (大阪大学)
 「知の源泉はどこにあるのでしょう? ー現象学的アプローチー」
 ・松野 文俊 (京都大学)
 「社会性昆虫から学ぶ群知能ロボット」
 ・中垣 俊之(北海道大学)
 「原生生物粘菌変形体の輸送網形成にみる環境適応的な動的最適化の性能と仕組み」
 ・澤井 哲(東京大学)
 「細胞性粘菌の自己組織的集合を支える入出力特性」
 ・青野 真士(慶應義塾大/Amoeba Energy株式会社)
 「単細胞の中の群知能?〜粘菌アメーバに学ぶ組合せ最適化エレクトロニクス〜」

講演会・シンポジウム 2020年9月10日
13:30~18:30
ハイブリッド開催(終了)
2021年第82回応用物理学会秋季学術講演会分科企画シンポジウム
新領域グループ「トータルバイオミメティクス研究グループ」企画
最先端バイオミメティクスが生み出す超高機能フロンティア
~知覚−情報処理−行動から発電まで~
Frontiers of super functionalities based on advanced biomimetics
-From perception-processing-action to power generation-

日時:2020年9月10日(金)13:30〜18:30
会場:ハイブリッド開催(名城大学&オンライン)

【開催趣旨】
 バイオミメティクス(生物模倣)とは、生体の構造・機能を理解し、そこから着想を得て、新しい材料開発・デバイス開発へ発展させる科学技術のことを言います。
 本シンポジウムは、最近のバイオミメティクスの進展をわかりやすく概観する場として企画しました。人工知能、センサー、アクチェーター、発電などの分野で挑戦的な研究を展開する研究者にご講演を頂きます。
 個々の生体機能を総合的に俯瞰・理解し具現化するための学理構築、および社会実装に向けたビジョンを共有する分野横断的コミュニティの形成を目的とします。

招待講演 (敬称略)
浅井 哲也 (北海道大学)
「ニューロモルフィック情報処理とその集積システム」
岡本 章玄(NIMS)
「ナノモラー添加剤による微生物発電の二桁加速が進むメカニズム」
竹内 昌治 (東京大学)
「バイオハイブリッドが拓く超高機能デバイス」
谷口 正輝 (大阪大学)
「生体ナノポアの識別機能を越える」

世話人:土屋 敬志(NIMS)、小野 新平(電中研)、小塚 裕介(NIMS)
講演会・シンポジウム 2021年8月 6日
9:25-17:20
ウェブ開催(終了)
 
第2回トータルバイオミメティクス研究会(2021)
「脳機能から考えるレザバーコンピューティングの未来」
聴講者が50名を超え、非常に活発な意見が交わされました。
皆様ありがとうございました。


*プログラム*
「超立方体上の疑似ビリヤードダイナミクスに基づくレザバー計算とその応用」
  香取勇一(はこだて未来大)
「物理リザバー・コンピューティングとエッジAI への応用」
  山根敏志(IBM Research)
「レザバーコンピューティングによるカメラレスセンシングの産業応用の事例紹介」
  秋吉信吾(QuantumCore)
「小脳学習理論の新展開と脳全体の学習メカニズム」
  山﨑匡(電通大)
「ショウジョウバエ脳における受容体地図の構築と機能解析」
  山方恒宏(東北大)
「反応拡散系におけるカオスを用いたレザバーと小脳計算論構築への応用」
  徳田慶太(筑波大)
「大脳新皮質における感覚情報と事前知識の統合」
  船水章大(東大)
講演会・シンポジウム 2020年11月 5日(終了)  シンポジウム
「バイオミメティク情報処理の最前線~基礎研究から社会実装への道のり~」
を開催しました。100名を超える参加者で大いに議論がわきました。皆様ありがとうございました。
  2020年7月 6日  トータルバイオ研究グループ 全体会議開催
講演会・シンポジウム 2020年2月10日(終了)  ニューロモルフィックワークショップ開催(at 産総研)
【後援:トータルバイオ領域グループ】
お知らせ 2020年1月  トータルバイオミメティクス領域グループが発足しました。
会員募集中!!
*グループ発足に至ったシンポジウム
 ・2019年9月 応用物理学会 企画シンポジウム「センシング・情報処理・応答の異機能が統合するトータルバイオミメティクス物質科学」
 ・2019年10月 2nd International Workshop on microactuators at Osaka