スピントロニクスは、電子スピンがもたらす新奇な物性を探究する理学と、MRAMなどへの応用を目指す工学の両輪によって急速に発展しているきわめてユニークな分野です。 近年では専門性が高まり、参入のハードルが上がりつつありますが、本入門セミナーでは、そのスピントロニクスの世界に足を踏み入れるための絶好の機会として、1泊2日の集中講義を開催いたします。 著名な講師陣による入門講義を、直接・対面で受講できる貴重な機会です。
講義内容は、理系学部4年生から大学院生までを主な対象とし、磁性の基礎から始まり、メモリなどのデバイス応用、量子コンピュータ、放射光を用いた先端計測、そして近年注目を集めている「Altermagnet(交代磁性体)」といった最新トピックに至るまで、多岐にわたります。 これから学び始める初学者はもちろん、すでに分野で活躍中の研究者にとっても有益な内容となっています。
会場は東北大学金属材料研究所です。 初日夕方には、ご自身の研究を発表できるポスターセッションと、若手研究者同士が交流を深められる交流会を予定しております。 さらに2日目午後には、新たに稼働を開始した放射光施設「ナノテラス」の見学会も企画しています。 分野を越えた交流と最先端の知見に触れる絶好の機会となっておりますので、皆様ぜひ奮ってご参加ください。
