第6回フォトニクスワークショップ 「光が拓く科学技術の未来!!」(旧フォトニクス研究会)

光科学技術は新時代の科学技術とリンクして日々進歩し、多様な分野へと応用が広がっています。近年話題の量子技術や人工知能(AI)の研究とも融合し、今まさに、新しい光の時代が到来しつつあります。そこでフォトニクス分科会では11月に、「光が拓く科学技術の未来!!」と題して、フォトニクス分野における異分野研究者間交流、若手人材育成を目的としたワークショップを開催いたしました。
基調講演では、東京大学・香取秀俊氏をお招きし、光格子時計が拓く新たな時空間情報基盤についてお話しいただきました。さらに、レーザー技術、AI、イメージング、などの分野から、大学・研究所・企業を問わず最先端でご活躍中の講師の方をお迎えし、基礎から将来展望までをご講演頂きました。
一般講演では、光学分野全般を対象とした発表を募集し、事前のビデオプレゼンテーション・当日のショートプレゼンテーション・質疑応答を行いました。また、交流会を開催し、異分野の研究者間の交流の機会を設けるとともに、中でも優れた発表をされた4名の方々をベストプレゼンテーション賞で表彰いたしました。当日は多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。

(注意:新型コロナウイルス感染症対策のため、2021年も昨年に引き続きオンライン開催になりました。講演当日のイベントはZoomを利用しました。)

(注意:第6回フォトニクスワークショップの参加費支払い明細については、カード会社によっては、「アワード会議システム」と表記される場合があります。)

当日の様子


研究会の様子

基調講演の様子

招待講演の様子

一般講演(ショートプレゼンテーション)の様子

招待講演の様子

主催

応用物理学会フォトニクス分科会

開催日時

11月5日(金) 13:00~18:40
11月6日(土) 9:30~16:10

開催場所

オンライン開催(事前動画配信、講演会:ZOOM)

協賛

(一社)日本光学会

参加者数

64名

招待講演者(順不同)および講演題目

<基調講演>

香取秀俊氏(東京大学・理化学研究所)
「光格子時計が拓く新たな時空間情報基盤」

<招待講演>

宮田将司氏(NTT先端集積デバイス研究所)
「光メタサーフェスを用いた高感度イメージセンサ」

桐山博光氏(量研機構)
「超高強度レーザーの現状と今後」

三上秀治氏(北海道大学)
「高速蛍光顕微鏡:生命とコンピュータをつなぐ情報通信技術の未来」

田原樹氏(情報通信研究機構)
「自然な光を用いるデジタルホログラフィとインコヒーレント多次元動画顕微鏡への応用」

竹中充氏(東京大学)
「シリコンプログラマブル光回路を用いたAIフォトニクス」

優秀プレゼンテーション賞

Shi Bai(RIKEN Center for Advanced Photonics)
“Hybrid Femtosecond Laser Processing for Fabrication of 3D Glass Microfluidic SERS Chips for Ultrahigh Sensitivity Sensing”

草場 哲(京都大学大学院理学研究科)
単原子層WSe2における暗励起子準位の共鳴和周波分光

大島 彬広(横浜国立大学大学院理工学府)
『ダブルアト秒パルスを用いた過渡屈折分光法による内殻複素ダイナミクスの観測』

岡田 祥(東京工業大学工学院)
トポロジカルフォトニック結晶の光学分散関係

スケジュール概要

11月5日(金)

13:00~13:10  オープニング
13:10~14:10  基調講演  香取秀俊氏
14:10~15:00  招待講演 1 宮田将司氏
休憩(20分)
15:20~16:10  招待講演 2 桐山博光氏
16:10~17:40  一般講演Ⅰ(10件)
17:40~18:40  研究交流会Ⅰ(発表内容等に関する議論)

11月6日(土)

09:30~10:50  一般講演Ⅱ(9件)
10:50~11:50  研究交流会Ⅱ(発表内容等に関する議論)
昼食休憩(70分)
13:00~13:50  招待講演 3 三上秀治氏
13:50~14:40  招待講演 4 田原樹氏
休憩(20分)
15:00~15:50  招待講演 5 竹中充氏
15:50~16:10  クロージング

オンライン参加費(税込み)

一般 フォトニクス分科会員 4,000円
応物・協賛学会員 6,000円
その他 8,000円
学生 フォトニクス分科会員 2,000円
応物・協賛学会員 2,000円
その他 3,000円

注)応用物理学会の学生会員は分科会会費が無料になります。この機会にぜひ入会をご検討ください(応物の会費は必要です)。

申し込み方法(締め切りました)

予稿投稿締め切り 10月11日(月) 10月18日(月)
プレゼンテーションファイル投稿締め切り 10月24日(日)
参加登録締め切り 開催当日まで
(※参加申込時にクレジットカード決済されます。申し込み後の取り消しや、払い戻しには応じかねます。また請求書の発行は致しません。銀行振り込みをご希望の方はご連絡ください。)

提出資料:

発表者は、下記の2点をシステムの論文投稿画面よりアップロード提出して下さい。

  1. 予稿: A4サイズ1項以内 (フォーマットは下記よりダウンロードください)
  2. ファイル形式:PDFもしくはMicrosoft Wordに対応したファイル
  3. 言語:日本語・英語 どちらでも可
  4. 投稿締め切り:10月11日(月) 10月18日(月)
  1. プレゼンテーションファイル:~10分程度
  2. ファイル形式:音声付きPowerPointファイル、サイズ最大30MB
  3. アップロード締め切り: 10月24日(日)

10月12日(火) 10月19日(火)から、マイページにて投稿可能です。
※ワークショップ参加者は、10月29日からすべての講演動画をマイページより視聴することができます。詳しいファイルの作成方法については、後日掲載予定です。

ポスターおよび予稿の準備要領、論文フォーマットを下記からダウンロードしてご参照ください。
第6回JSAPフォトニクスワークショップ 予稿・発表準備要領(一般発表)
English Instruction
予稿フォーマット(template)
プレゼンテーションファイル(音声付きPowerPoint)の作成方法

論文アップロード時の注意事項

  • 迷惑メールフィルターを設定している場合は”www3844.sakura.ne.jp”を許可して下さい
  • 英文入力(半角英数)でお願いします(全角日本語は はじかれます。アップロードする論文PDF、wordファイルは日本語OKです。)

論文投稿はマイページからお願いします

支払方法

■参加申込時にクレジットカード決済
※銀行振り込みをご希望の方は、ご連絡ください。

プログラム (Program)

プログラム

研究会内容問合せ先

片山郁文 (横浜国立大学)  katayama-ikufumi-bm@ynu.ac.jp
杉岡幸次 (理研)  ksugioka@riken.jp

▶ 詳しい内容はこちら(PDF)