光科学技術は新時代の科学技術とリンクして日々進歩し、多様な分野へと応用が広がっています。近年話題の量子技術や人工知能(AI)の研究とも融合し、今まさに、新しい光の時代が到来しつつあります。そこで本研究会では、「光の多様性を探求する!!」と題して、レーザー技術、量子通信、AI、テラヘルツ、光材料などの分野から、大学・研究所・企業を問わず最先端でご活躍中の講師の方をお迎えし、基礎から将来展望までをご講演頂きました。
一般講演では、光学分野全般を対象としたポスター発表(ショートプレゼン付き)を行いました。学会・研究会デビューを果たしたい、交流の輪を広げたい、研究の節目に発表したいなどを希望する学生や留学生、研究者の方々に例年ご参加いただいています。
(注意:新型コロナウイルス感染症対策のため、2020年はオンライン開催になりました。講演はZoom、ポスター発表はRemoを利用しました。)
当日の様子
主催
応用物理学会フォトニクス分科会
開催日時
12月20日(日) 13:00~18:30
12月21日(月) 9:00~16:55
開催場所
オンライン開催(講演会:ZOOM & ポスター発表:Remo)
協賛
(一社)日本光学会
参加者数
54名
招待講演者(順不同)および講演題目
田部勢津久氏(京大)
「希土類・遷移金属を発光中心とする長残光蛍光体の開発」
堀切智之氏(横国大)
「長距離量子通信に向けた量子中継の研究開発」
南出泰亜氏(理化学研究所)
「新原理による非線形波長変換テラヘルツ光源の研究と将来展開」
内田淳史氏(埼玉大)
「複雑系フォトニクスを用いた光人工知能:リザーバコンピューティングと意思決定への応用」
井上卓也氏(京大)
「フォトニック結晶レーザーの短パルス・高ピーク出力化」
茂見憲治郎氏(株式会社トヨコー社長)
「世界のインフラ老朽化問題へ、レーザー技術で解決し市場を創造する」
優秀ポスター賞
吉見 拓展 (東京大学先端科学技術研究センター)
『バレーフォトニック結晶スローライトエッジ状態の観測』
笠井 達基 (横浜国立大学理工学府)
『シングルショットテラヘルツ分光イメージング技術の開発』
加藤 耕平 (名古屋大学工学研究科)
『全偏波保持 Figure9 型ファイバレーザーを用いた光周波数コムの安定性評価』
スケジュール概要
12月20日(日)
13:00-13:10 オープニング
13:10-14:00 招待講演 1 田部勢津久氏
14:00-14:50 招待講演 2 堀切智之氏
14:50-15:00 休憩
15:00-15:50 招待講演 3 南出泰亜氏
15:50-16:10 休憩(接続確認)
16:10-16:40 ショートプレゼンテーションI
16:40-17:00 休憩・Remoへ切り替え
17:00-18:30 ポスターセッションI
12月21日(月)
9:00-9:20 準備(接続確認)
9:20-9:50 ショートプレゼンテーションII
9:50-10:10 休憩・Remoへ切り替え
10:10-11:40 ポスターセッションII
11:40-14:00 休憩
14:00-14:50 招待講演 4 内田淳史氏
14:50-15:40 招待講演 5 井上卓也氏
15:40-15:50 休憩
15:50-16:40 招待講演 6 茂見憲治郎氏
16:40-16:55 クロージング
オンライン参加費(税込)
一般 | フォトニクス会員 | 2,000円 |
---|---|---|
応物・協賛学会員 | 3,000円 | |
非会員(上記以外) | 5,000円 | |
学生(発表あり) | フォトニクス会員 | 0円 |
応物、協賛学会員 | 2,000円 | |
非会員(上記以外) | 3,000円 | |
学生(発表なし) | フォトニクス会員 | 3,000円 |
応物、協賛学会員 | 3,000円 | |
非会員(上記以外) | 3,000円 |
注)応用物理学会の学生会員は分科会会費が無料になります。この機会にぜひ入会をご検討ください(応物の会費は必要です)。
申し込み方法
参加・支払い締め切り 12月21日講演会当日まで 11月20日(金)
投稿締め切り 11月30日(月)
(※参加申込時にクレジットカード決済されます。申し込み後の取り消しや、払い戻しには応じかねます。また請求書の発行は致しません。銀行振り込みをご希望の方はご連絡ください。)
提出資料:
下記のファイルをシステムの論文投稿画面よりアップロード提出して下さい。
投稿締め切り:11月30日(月)
- 予稿: A4サイズ1項以内 (フォーマットは下記よりダウンロードください)
ファイル形式:PDFもしくはMicrosoft Wordに対応したファイル
言語:日本語・英語 どちらでも可 - ショートプレゼン用スライド(第1スライドに、題目、所属、発表者名を記載してください):
A0サイズ1ページ(題目、所属、発表者名を記載してください)
ファイル形式:(3分、5ページ以内)
言語:日本語・英語 どちらでも可
ポスターおよび予稿の準備要領、論文フォーマットを下記からダウンロードしてご参照ください。
▶ 第5回JSAPフォトニクスワークショップ 予稿・発表準備要領(一般発表)
▶ English Instruction
▶ 論文フォーマット(template)
論文アップロード時の注意事項
- 迷惑メールフィルターを設定している場合は”www3844.sakura.ne.jp”を許可して下さい
- 英文入力(半角英数)でお願いします(全角日本語は はじかれます。アップロードする論文PDF、wordファイルは日本語OKです。)
- 論文投稿はマイページからお願いします
▶ 論文投稿・参加登録はこちら(マイページを開設してから行ってください。)
支払方法
■参加申込時にクレジットカード決済
講演スケジュール(確定)およびプログラム (Timetable and Program)
▶ プログラム
ワークショップ内容問合せ先
片山郁文 (横浜国立大学) katayama-ikufumi-bm@ynu.ac.jp
杉岡幸次 (理研) ksugioka@riken.jp